...父の画帖から拝借したものです...
...源氏物語の挿絵を描いた画家の、画帖が発見された...
...この店では、和の雰囲気を味わえる画帖風のメニュー表が配られている...
...彼女は自分の旅行の画帖をインスタグラムにアップロードするのが好きだ...
...「画帖」という言葉自体が古めかしい語彙だなと思う...
...今古奇観(きんこきくわん)と云ふ画帖(ぐわでふ)の中にあつた...
芥川龍之介 「支那の画」
...且此画帖を見て感服したのは...
内田魯庵 「家庭の読書室」
...或る書画商の店に書画帖(ちょう)の売物があった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...近頃某氏のために揮毫(きごう)した野菜類の画帖を見ると...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...一昔前の臨画帖(りんがちょう)から取り出したような水彩画などが保存されている事である...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...私(わたし)たちは帰(かえ)りがけに画帖(がてふ)を書(か)かせられた...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...画帖(がちょう)の画も...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...秋の夜の糠雨といえば物の湿(し)ける事入梅にもまさるが常とてわたしは画帖や書物の虫を防ぐため煙草盆(たばこぼん)の火を掻(か)き立てて蒼朮(そうじゅつ)を焚(た)き押入から桐(きり)の長箱を取出して三味線をしまった...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...見なれない一冊の画帖のあることを認めました...
中里介山 「大菩薩峠」
...白雲の抛(ほう)り出した画帖を取り上げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...この矢立と画帖にある...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...不意に画帖をつきつけられたことがある...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...画帖に印度林檎(りんご)を素描で描かれるのを側(そば)で見ていて...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...画帖を開(あ)けた儘...
夏目漱石 「それから」
...画帖を開けたまま...
夏目漱石 「それから」
...フランスの画帖の上に身をかがめたなり...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...見も知らぬ人が「先生ひとつ」と新しい画帖を突きつけた...
山本笑月 「明治世相百話」
...違い棚には画帖らしいものが一冊と鼓の箱が四ツ行儀よく並べてある...
夢野久作 「あやかしの鼓」
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