...この美術館の売店には画報がたくさん置いてあるよ...
...彼女は芸術関係の雑誌に画報を投稿しているんだって...
...この企画展のカタログは画報になっているようです...
...最新号の画報には、今注目の若手アーティストの作品が多数掲載されている...
...画報を読んで、新しい美術の世界に触れてみましょう...
...その頃評判の高かった風俗画報と申す雑誌が五六冊...
芥川龍之介 「疑惑」
...十九歳の美子姫は、侯爵の一粒種(ひとつぶだね)、婦人雑誌、写真画報などで、姫の容姿に接したものは、その名状(めいじょう)し難(がた)きあどけなさ、不思議な魅力をたたえた、夢見る如きまなざしに、うっとりせぬ者はなかった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ようやく新聞や画報で見ていた歌舞伎役者の顔や芸風を覚え...
徳田秋声 「縮図」
...風俗画報(初号当時のもの)春陽堂の美術世界なぞ立派に古書珍本の中に数へらるゝなり...
永井荷風 「古本評判記」
...これらのことはいずれも風俗画報社の『新撰東京名所図会』に説かれている...
永井荷風 「向嶋」
...及び風俗画報『東京近郊名所図会』等の諸書に審(つまびらか)である...
永井荷風 「元八まん」
...それでも彼は昔し出た『風俗画報』を一冊残らず綴(と)じて持っていた...
夏目漱石 「道草」
...少女画報から、原稿返っている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...写真画報を見ながら...
火野葦平 「花と龍」
...婦女画報に載つてゐる結婚写真を彼に示して...
牧野信一 「小川の流れ」
...長火鉢と離れた灯火の下で瀬戸物の火鉢に凭り掛つて演芸画報を見て居た...
牧野信一 「公園へ行く道」
...ツル子達を伴れて一度K町の見物に出かけて画報や雑誌を買つたり...
牧野信一 「山を越えて」
...(「演芸画報」大正七・一二)...
松井須磨子 「忘れ難きことども」
...同じ津浪の前に、イワシが沢山三陸沿岸に来游して、時には塊になって網に入ることもあったと言われる、安政三年の津浪の前にも同様であったと言う(山奈宗真、前掲、風俗画報)...
武者金吉 「地震なまず」
...怪火の見えた所は浪で洗われたところと一致していた(風俗画報...
武者金吉 「地震なまず」
...「淑女画報」も須藤鐘一君が写真部員一人を相手に手にあまる記事と写真を整理編集していたものである...
森下雨村 「三十六年前」
...蕎麦を篩にかけて残った滓がメクソだといっている(風俗画報二三〇号)...
柳田國男 「食料名彙」
...猶(なほ)晶子は雑誌婦人画報などに寄稿する前約(ぜんやく)があつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索