...ただみづから画くのみならで...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...李龍眠が馬を画くのにひどく執心してゐたことがあつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...此の踊の画く円は次第に大きくなって行った...
中島敦 「光と風と夢」
...伝説でさえも彼らの形状を画くことができない...
中島敦 「狼疾記」
...平ならざれば則ち画く...
正岡子規 「病牀譫語」
...画かきの戯(たわむれ)に画くものである...
正岡子規 「病牀六尺」
...(八月八日)八十九○或る絵具と或る絵具とを合せて草花を画く...
正岡子規 「病牀六尺」
...破笛『ホトトギス』の瓦当(がとう)募集に応じ今またこの雑誌の裏画を画く...
正岡子規 「墨汁一滴」
...不折(ふせつ)が画く所...
正岡子規 「四百年後の東京」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...邦俗これを画くに...
南方熊楠 「十二支考」
...下駄の跡が潮に淘(ゆら)るる鉄砂で黒く二の字を画く処あり...
南方熊楠 「十二支考」
...かつて諸画師と競うて馬を画くに...
南方熊楠 「十二支考」
...私は古くして新しき「協団」の理念を画く...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかし他の地方においては多くは羽毛(はけ)・端気(はけ)などと音を画くのをもっぱらとしている...
柳田國男 「地名の研究」
...小指の爪を長くして墨を含ませ山水花鳥を画くが...
山本笑月 「明治世相百話」
...専門の画家が画くとすればあの直線を引く手間で普通に写実的な手を描いてしまうであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この二つが長となり短となり千種万種の波紋を画く...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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