...町角におしゃべりする人々がいます...
...学校帰りに、友達と町角で待ち合わせしました...
...モンスターが町角に出現して、パニックになりました...
...町角の交差点で、事故があったそうです...
...公園の近くの町角に、新しいカフェができたようです...
...彼が一つの町角(まちかど)を曲ると...
海野十三 「脳の中の麗人」
...町角を三つばかり曲ったと思うと...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...町角を曲り曲り、五六丁程、不思議な駈けっこが続けられた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...安堂寺町角の天賞堂(その外の貴金属商の俗悪さよ)...
直木三十五 「大阪を歩く」
...小川町角仏蘭西書院に至りヱストニヱーの小説二三巻を購ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...私たちの掛けてる横手の町角でも...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...馬車の消えて行く町角を見つめていました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...おそらくこの連中は町角の使い走りの男たちなのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...茫然と町角に立って河童の皿のついた自動車の通行を計算している秀陳の傍へ行って...
久生十蘭 「魔都」
...麺麭稼ぎ(ブレッド・ウィナー)というのは、外国人に寄生して、ひと旗あげようという、気働きのある連中のことをいうのだそうだが、パン稼ぎといっても、町角に立って、手のこんだ仕掛をするやつばかりとはかぎらない...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...)向うの町角の方が急に騒がしくなるなんだか人が大勢集っている私は見上げていた木の傍(そば)を離れてそっちの方へ何時の間にか歩き出している何か珍らしい行列が向うの町から徐(しず)かにやって来るらしいあんまり皆が夢中になって見ているので私も人々のうしろから背伸びをして見ているとうとうその行列が近づいて来たようだ象だ! 象だ! 象だ! 大きな象がたった一人で...
堀辰雄 「鳥料理」
...女と犬とそれから僕はいくつもいくつも町角を曲つて行く...
堀辰雄 「眠れる人」
...どの町角の向うにもきつと誰かが待伏せてゐるやうな氣がするのである...
堀辰雄 「眠れる人」
...或晩彼は其の町角の本屋の店に入つて新刊の本を一巡見て居た時...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...四條の町角の長崎屋といふ喫茶店によつて...
室生犀星 「京洛日記」
...町角に人が立っているので...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...人呼んでてっきり鉄」S=町角(朝まだき)御用聞のてっきり鉄...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...宵の町角を雷門(かみなりもん)の方へ出てゆくと...
吉川英治 「江戸三国志」
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