...町角におしゃべりする人々がいます...
...学校帰りに、友達と町角で待ち合わせしました...
...モンスターが町角に出現して、パニックになりました...
...町角の交差点で、事故があったそうです...
...公園の近くの町角に、新しいカフェができたようです...
...あなたのマラソンの練習を毎朝同じ町角で見てゐたのです...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...町角には浄瑠璃語りが人を集めてもいた...
上村松園 「京のその頃」
...淋しい方へ淋しい方へと町角を曲りながら...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...ヒョイと町角をまがったかと思うと...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...夫人がある時さびしい町角で馬車からおりようとすると...
薄田泣菫 「茶話」
...或る町角から兇器の管を買つた金物店...
南部修太郎 「死の接吻」
...町角で咎められるンで二人とも業を煮やし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...茫然と町角に立って河童の皿のついた自動車の通行を計算している秀陳の傍へ行って...
久生十蘭 「魔都」
...どの町角の向うにもきつと誰かが待伏せてゐるやうな氣がするのである...
堀辰雄 「眠れる人」
...」(下略)電車で帰れた時分だと「やつこ」でじれてゐる十九樽浅草田原町角の鰻屋「やつこ」これも今もある...
正岡容 「大正東京錦絵」
...町角の本屋へ通ふ事は矢張り止められなかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...いつたん執心を掛けた町角の本屋の「日本橋」を...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...すぐ私はそこの町角にあったカッフェへ這入って行った...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...一町ばかり行った処の薄暗い町角に在るポストの下で立停(たちど)まりましたから...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...朝刊の報道するところに依りますとこの町に到着する列車の一等席は昨日から全部売り切れという盛況だったそうで……私も今日の午後になってから時間通りに裁判所に出頭すべく向うの町角まで参りますと...
夢野久作 「霊感!」
...いつもぽつりと町角に立っていた黒いポストやが...
横光利一 「上海」
...此辺(このあたり)の狭い町角では薩摩藷(いも)や梨を茹(う)でて湯気(ゆげ)の立つのを売つて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...かねての手筈とみえて、町角の辻には、店の者が立っていた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??