...僕は男根隆々たる清家(せいけ)の少女を以て任ずるものではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...「これ」とは藍色の男根なり...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...志道軒(しどうけん)の持っていた木製の男根が伝っていたものですから...
淡島寒月 「諸国の玩具」
...男根はすべからく隆々たるべし...
小穴隆一 「二つの繪」
...男子は須からく男根隆々たるべきか...
小穴隆一 「又三郎の学校」
...この峠に男根の形したる石を祀れる祠ありとの事なるが...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...(男根なく両乳あり)九は半(はん)の陽(やう)十は長の陰(いん)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...○蓑(みの)をやち○笠をてつか○人の死をまがつた又はへねた○男根(なんこん)をさつたち○女陰(ぢよいん)を熊(くま)の穴(あな)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...それがこの露骨な男根と何の関係があるのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...大きな男根(だんこん)の形をしたこしらえ物を...
中里介山 「大菩薩峠」
...男根の形としか見えない大物を...
中里介山 「大菩薩峠」
...臨終に男根縮んで糞門に入り...
南方熊楠 「十二支考」
...オーグスブールとトレーヴにベルテレミ尊者の男根...
南方熊楠 「十二支考」
...姦夫の男根を姦婦の頸に繋いだとか...
南方熊楠 「十二支考」
...最後に我々のマンブル〔男根〕の中にめぐって来るものだと言っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...男根の末端をめくりその皮を除くことの好きな民族があるかと思えば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...石の男根に吊(つ)り下(さ)がった幣(ぬさ)の下で...
横光利一 「日輪」
...軒ばに干してある馬の男根を小刀で削っては...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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