...たった十分ほどのあいだに背広の男姿になって...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...女が夜中に街を歩いてはいけないでしょうか」「え?」「用心のために男姿になっても御法に反(そむ)くでしょうか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「兄上」飛びつく男姿の萩野...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女人が夜中男姿で歩くのも穩當(をんたう)とは言はれまい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男姿になると夜眼では一寸女とわからないよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それはもう男姿よりは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...でも何彼と腑(ふ)に落ちないから、一と晩寒いのを我慢して外に立っていると、夜が明けてから、あの家の裏門へ、肥車に菜っ葉を積んだのが一台入ったよ、車を曳いてるのは誰だと思う」「?」「下女のお光さ、――男姿で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...年頃になつても男姿が好きで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男姿になつて飛び出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五分(ぶ)刈の男姿にしておいた...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...きらびやかな男姿のユニフオームをつけて競馬場に現れると観衆は万雷の拍手を浴せて...
牧野信一 「南風譜」
...この男姿の少女を一目見ると...
夢野久作 「白髪小僧」
...今まで美しい妹そっくりの少女であった男姿の海の女王が...
夢野久作 「白髪小僧」
...男姿のお蝶が黙然と坐っていました...
吉川英治 「江戸三国志」
...男姿で役人の目を晦(くら)ましているくらいなんです...
吉川英治 「江戸三国志」
...ある時は若衆の男姿で...
吉川英治 「江戸三国志」
...髪は切下げであるし黒小袖に大小の男姿...
吉川英治 「剣難女難」
...やはり馬上の男姿で共に手綱を打たせたが...
吉川英治 「新書太閤記」
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