...勝気で男優りの淀君とは...
上村松園 「朝顔日記の深雪と淀君」
...「それを聞かしてくれぬか? 同志の人々も、存ぜずには、手段も、廻(めぐ)らせぬ」「でも、母は、女のことゆえ――」眼に、十分の愛を――媚を現して、下から見上げて「しかと、しましたことは――」「いいや、母上は、男優りであるし、御存じであろう――略(ほぼ)、重だった人の名さえ聞いておけばよい」「では、心憶えのままに――」綱手は、首をかしげた...
直木三十五 「南国太平記」
...男優りの女流画家晴湖女史から蕉園女史まで閨秀画家も明治時代には大物がそろっていた...
山本笑月 「明治世相百話」
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