...何ともいえぬ男らしい態度...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...男らしい気分や姿勢はだんだんとなくなって行くようであった...
谷崎潤一郎 「秘密」
...寺男らしい爺とが...
田山録弥 「百日紅」
...質屋のつるつる顔の店員は手強い男らしい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...フランシュ・コンテの訛(なま)りがある男らしい声で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...男らしい堅い沈默に堪へ得ない自分の薄志...
南部修太郎 「疑惑」
...どんなに男らしいかわかりません...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...一段と巧みな有頂天の男らしいつくり声であつた...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...男らしい無遠慮な生活...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お前はけっして損になるような取引きはしない男らしいな」信二は答えずに辞書をつかんだ...
山川方夫 「その一年」
...二男らしい濶達(かったつ)な気性と...
山本周五郎 「いさましい話」
...もっと男らしい思案がなければならぬ筈だぞ」半三郎はぐらぐらと頭を揺りつづけていた...
山本周五郎 「落ち梅記」
...「あの男らしいやりかただ」――それに...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...私も男らしい固い人と思い込んで...
夢野久作 「少女地獄」
...その男らしい切れ目の長い眼に涙を一パイに浮かめた...
夢野久作 「継子」
...いかにも男らしい姿の下にかくれた彼の小兒のやうな純な心を見つけて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...男らしい侍という思慕を強めたくらいであった...
吉川英治 「剣難女難」
...和田呂宋兵衛(わだるそんべえ)の下ッぱには男らしいやつは一ぴきもいないのか...
吉川英治 「神州天馬侠」
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