...甥(おい)はがんじょうな男ざかりになって...
伊藤左千夫 「落穂」
...男ざかりではあるし...
田山花袋 「日本橋附近」
...いい図体をした屈強の男ざかりでありながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...男ざかりの大人(おとな)であった...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...今は男ざかりですが...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...「貴方はこれから男ざかりだから愉しみだわね」「君もまだまだじゃないの?」「私? 私はもう駄目...
林芙美子 「晩菊」
...四十四歳の男ざかり...
正岡容 「圓朝花火」
...泥棒も男ざかり分別ざかりで...
吉川英治 「江戸三国志」
...よく力自慢をしていた体のいかつい男ざかりの漢(おとこ)である...
吉川英治 「篝火の女」
...まだ男ざかりの四十台で覇心(はしん)いよいよ勃々(ぼつぼつ)たるものがある...
吉川英治 「三国志」
...はははは、男ざかりは、六十越えてじゃ」「頼もしい舅殿を持ち、信長は仕合わせ者でござる」「そうか...
吉川英治 「新書太閤記」
...ことし四十一の男ざかりではあり...
吉川英治 「新書太閤記」
...ことし三十の男ざかりである...
吉川英治 「新書太閤記」
...四十一の男ざかりだったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...ことし四十三歳という男ざかりの武将...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつか細川忠興は三十だいの男ざかりとなり...
吉川英治 「日本名婦伝」
...男ざかりであった...
吉川英治 「源頼朝」
...時政は五十ぢかい男ざかりで...
吉川英治 「源頼朝」
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