...申出が無効となりました...
...一度申出したら、取り消し不能です...
...申出を出す前に条件を確認しましょう...
...彼はお金を借りる申出をしてきた...
...殿下の帰国申出にたいし...
海野十三 「海底大陸」
...地球へ引返したいと申出る者は...
海野十三 「火星探険」
...僕にすこし訊問をやらせてくれませんか」帆村は今までにない積極的な申出をした...
海野十三 「地獄の使者」
...このたびは自分の命を捧(ささ)げたいと申出たが...
海野十三 「月世界探険記」
...事件当夜の映画館のことについて自から進んで警察に申出た証人があるから...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...鶴笑の積りではそれでも大分見切つた上の申出(まをしで)らしかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...この申出に承知は出來なかつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...診察が終るまで待合室で待っております」無論私は彼の申出に同意しました...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...小生まで内々申出でを願う...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...自分は免許状を持って居ると云う事を申出て来たからその話に乗り込んで中古のシボレー一台を買い込み...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...処が法然が召されるという噂があったに就ても山門寺門では故障異議を申出でることがないのみか...
中里介山 「法然行伝」
...「では門徒のうちに然るべき器量の者があらば申出るように」そこで醍醐の俊乗房重源を推挙して...
中里介山 「法然行伝」
...次狂言も休むと申出たら川口は...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夫々総督の申出でに甘えた幸福な旅人になつたつもりで...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...守吉の申出で、一回の勝負を私達は五銭と定めてゐたのだが、実際のとりひきはその単価で行ふとしても、せめて口だけでは景気好く零を二つ加へた勘定で話し合はうではないか――と、それも彼の発案で、此方も賛成してゐたのだ...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...何うか彼の不思議な働きを其地方の兵營の中で試驗して貰ひたいと軍司令官の處へ申出ました...
松本文三郎 「印度の聖人」
...中々御断之願者難申出黙止(もだし)居候得共...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「松風」の能のお稽古が願いたいと申出た事があった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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