...よそ目には申し分なく見えたかも知れないのであるが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...味もまた申し分なく...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...記録や古文書が申し分なく備わっているのであるから...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...天気も申し分なく...
中里介山 「大菩薩峠」
...申し分なく目的を遂げられることと思う」こう言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし申し分なく優麗で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...曲の形を呑み込ませるためには申し分なく役立つ(ビクターJD一〇三五―四五)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...申し分なく若々しいものだった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...不斷は申し分なく良い人で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...申し分なく綺麗で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...申し分なく融通(ゆうづう)のきく男です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次の眼にも申し分なく印象されたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...申し分なく可憐な好ましい姿でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私はほんの少しの言葉でも申し分なくすらすらと話すことが出来んのです...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「物体の存在を確信させるように導く原因は何であるか?」と尋ねることは申し分なくできよう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...私は最も申し分なく...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...燕尾服は申し分なく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...名門の子女としての教養は申し分なくあるが...
吉川英治 「三国志」
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