...申しつけた通りに降つて行つてお治めなされるがよい」と仰(おお)せになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...明朝六つに出立と申しつけて置いてくれましたね」「いけませんの――思い直しは叶(かな)いませんの...
中里介山 「大菩薩峠」
...なにかいけませんか」「お殿様のお申しつけでは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...お申しつけよりは外れますが...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...んだのにお上様よりは追い上納二度も三度も申しつけられまして...
三好十郎 「斬られの仙太」
...厳しく申しつけられていたんですけれど...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...お申しつけを待っております...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...矢弾(やだま)のなかに迷うていたのを、兵に申しつけて、八幡原の社家のうちに庇(かぼ)うておいたぞ...
吉川英治 「上杉謙信」
...陣中に謹慎を申しつける」と...
吉川英治 「三国志」
...申しつける」数日後のことだった...
吉川英治 「私本太平記」
...他の者に申しつけよう...
吉川英治 「私本太平記」
...「――供を申しつけると仰っしゃったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...わたくしへお申しつけのお手紙でございまする」「ほ...
吉川英治 「新書太閤記」
...すこし欲しゅうござりまして」「申しつけてやる...
吉川英治 「新書太閤記」
...官から申しつけが出たことなどもあったらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...一兵もうごかすなと申しつけたことも...
吉川英治 「新書太閤記」
...火鉢を出せと申しつけておいたのに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...まだ御着邸なさりませぬ」「申しつけてはあるが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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