例文・使い方一覧でみる「申し」の意味

...丁寧に御礼を申し上げました... 丁寧に御礼を申し上げましたの読み方
芥川龍之介「地獄変」

...申し合わせたように二三人が笑った... 申し合わせたように二三人が笑ったの読み方
有島武郎「星座」

...「態々（わざわざ）お出下すつたのに何もお構ひ申しませんで... 「態々お出下すつたのに何もお構ひ申しませんでの読み方
石川啄木「病院の窓」

...厚くお礼を申します... 厚くお礼を申しますの読み方
海野十三「四次元漂流」

...荷物はその方にお渡し申してくれって」「エ... 荷物はその方にお渡し申してくれって」「エの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...夢を見ている様なとでも申しますか... 夢を見ている様なとでも申しますかの読み方
江戸川乱歩「押絵と旅する男」

...私は登ったことがないから知りませんと申しました... 私は登ったことがないから知りませんと申しましたの読み方
相馬愛蔵、相馬黒光「一商人として」

...第一回雑詠選を終りたる後ちの所感を申し候へば... 第一回雑詠選を終りたる後ちの所感を申し候へばの読み方
高浜虚子「進むべき俳句の道」

...今申した古本屋なのでありますが... 今申した古本屋なのでありますがの読み方
知里真志保「アイヌ語学」

...これは時代によつて違ふことを申します... これは時代によつて違ふことを申しますの読み方
内藤湖南「大阪の町人學者富永仲基」

...もしくは神仏とかに対して申し訳がないという... もしくは神仏とかに対して申し訳がないというの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...――お里方と申しても... ――お里方と申してもの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...力を吹き込むようにこう申します... 力を吹き込むようにこう申しますの読み方
野村胡堂「向日葵の眼」

...誰やらの申しました『深山（みやま）がくれの草』とばかり思えて... 誰やらの申しました『深山がくれの草』とばかり思えての読み方
堀辰雄「かげろうの日記」

...小さな友達である清子に結婚を申し込んでゐたといふ話を私は... 小さな友達である清子に結婚を申し込んでゐたといふ話を私はの読み方
牧野信一「Ｒ漁場と都の酒場で」

...前に申した若狭の八百比丘尼の物語は... 前に申した若狭の八百比丘尼の物語はの読み方
柳田国男「雪国の春」

...御冗談ばかり……私は只今も申しました通り... 御冗談ばかり……私は只今も申しました通りの読み方
夢野久作「キチガイ地獄」

...東国一の剛（ごう）公綱があらためて見参（げんざん）を申しいれる... 東国一の剛公綱があらためて見参を申しいれるの読み方
吉川英治「私本太平記」

この漢字は何でしょう？？

👨話題の人々👩