...「甲申乙酉に(明の亡びたる〔二字欠〕の末年なり...
芥川龍之介 「八宝飯」
...玉均は十七年の甲申の変によって朴泳考とともにわが国に亡命し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...廿三日、甲申、晩頭雪降る、夜に入つて尺に満つ...
太宰治 「右大臣実朝」
...甲申などの甲の六日を指している...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...その壬申よりわが元仁元年甲申にいたるまで...
三木清 「親鸞」
...蘭軒には自家の「甲申元旦作」よりして外...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「和伊沢信恬甲申元日韻...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは唯此に由つて蘭軒が甲申の正月元日にも又友を会して詩を賦したことを知るのみである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又此年甲申八月十七日後に茶山が蘭軒に寄せた尺牘がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是は甲申中秋の月が照すに及ばなかつた黄葉村舎牀頭の小珠(せうじゆ)の何物なるかを究めむがためである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...甲申の七月は小であつたから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その市に上つたのは恐くは甲申の春であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは上(かみ)の甲申旺秋後の茶山の書牘を引くに当つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...余語(よご)氏は此年甲申の武鑑に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...纔(わづか)に甲申の歳に至つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その甲申の歳に神辺(かんなべ)にゐた子彦なることは復(また)疑を容れない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは偶(たま/\)松崎慊堂文政甲申の日暦を閲して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十七年甲申、三十八歳...
森鴎外 「能久親王年譜」
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