...上野より水戸線に由りて...
大町桂月 「秋の筑波山」
...上野より日光線に由り...
大町桂月 「秋の筑波山」
...其父正盛の勳勞を思ふに由りて...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...小金井に遊ばむには、甲州線に由りて、境に下り、小金井に出で、玉川上水を溯り、歸りには、國分寺より汽車に乘るが普通なるが、之をあべこべにしてもよし...
大町桂月 「春の郊外」
...祖先の勤功と父母の労苦とに由り今日あるを致せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...浦島子は期に背きて、玉匣を開き、火遠理ノ命は豊玉昆売の言に背きて、鵜葦草の産殿を伺い、これに由りて、神女と永久に、離別せざる可からざるに、至りしこと、これ類似の第十一点なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...をりに由り時にふれて...
田山録弥 「小説新論」
...古代に在ても地方(ちはう)に由り人種に由つては種々樣々(しゆ/″\さま/″\)なる住居(ぢうきよ)有りし事疑ふべからず...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...以上所に由りては數十或は數百...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...然れば形状に由りて等(ひと)しく石槍と稱する物の中には...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...等に混じて破碎せる人骨(じんこつ)の遺れるに由りて知るを得るなり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...これ何に由りて然るか...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...然れども大隈伯は其の未来の短かきを感ずるに由りて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れが赫々たる戦功に伴へる威望の力に由りたるのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...或は交際の都合に由りて余儀なく此輩と同席することもあらんには...
福沢諭吉 「新女大学」
...今の法律に從ひ今の慣行に由り...
福沢諭吉 「帝室論」
...われその由りて來たるところを求めて...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...時運の到ると共に他人に由りて父の志の大成せられつるとも謂ふべきか...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
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