...上野より日光線に由り...
大町桂月 「秋の筑波山」
...忠義の心を察するに由りて...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...是れに由りて之を見れば...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...等に混じて破碎せる人骨(じんこつ)の遺れるに由りて知るを得るなり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...其何等かの刺戟に由りて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...然れども彼れは此の變節に由りて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...以て離る可からざるの關係を爲せしに由り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...唯だ此の一挙に由りて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その篇名を禹貢と稱することに由りても推察し得らるゝのである...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...イエス・キリスト及びこれを死人の中より甦(よみが)えらせ給いし父なる神に由りて使徒となれるパウロ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...今の法律に從ひ今の慣行に由り...
福沢諭吉 「帝室論」
...病症に由りて度々見わねば療治の行屆かぬも有り...
福澤諭吉 「養生の心得」
...本人はフランス語を善くせざるゆゑ通訳に由りて申し立てたり...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...是に由りて觀れば昔の歌よみの歌は今の歌よみならぬ人の歌よりも遙に劣り候やらんと心細く相成申候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...半ば学理半ば迷想に由りて盛んに行われたもので(今日とてもこの類の物が薬餌(やくじ)香飾等と混じて盛んに行わるるは...
南方熊楠 「十二支考」
...此に由りて之を觀れば...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...盜跖は何の徳を遵行したるに由りて此福を得たるなるか...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...大連に於て埠頭の華工(苦力)が一日平均六噸七の重量を負ふ事に由り...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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