...日用向けの家具を探している...
...わたしの用向きを述べる事にしましょう...
芥川龍之介 「報恩記」
...お松は何か用向を言おうとして忠作の顔を見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちと御用向の筋が筋だからよく心得てね――もし...
中里介山 「大菩薩峠」
...はなはだ簡単な用向(ようむき)であるから平生ならばどうとも挨拶(あいさつ)ができるのだけれども...
夏目漱石 「思い出す事など」
...彼は少しきまりの悪そうな様子をしてようやく用向を述べた...
夏目漱石 「明暗」
...津田に隠さなければならないこの用向は...
夏目漱石 「明暗」
...御用向きのことですよ」「そんならいつまでも門口(かどぐち)に立たせちゃ悪い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...扉をあけて僕は用向を訊ねてみた...
原民喜 「災厄の日」
...「母親におっしゃれないようなご用向きでしたら...
久生十蘭 「だいこん」
...数学者の教授上に初歩の人へは実用向きのものから教えたかの観あることもまたこの関係からであり...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...金や本や衣類の用向きの形はとらないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お計らい下さいましょうか」「水戸へくだる御用向きは」「甲辰の事について...
山本周五郎 「新潮記」
...訪問の用向を聽くと...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...ご用向きは」「たれぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...お許(もと)から聞いておく用向きはなかったかなあ」「ありません」「姫路城の方へは」「べつに」「宗円(そうえん)どの(官兵衛の父)へもなんぞ言伝(ことづ)ては?」「ただこの度のお使いに官兵衛が参った由だけを...
吉川英治 「新書太閤記」
...二人から用向きを聞いてみた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...用向きの口を切って...
吉川英治 「源頼朝」
...ここへ呼ばれた父の用向きを促した...
吉川英治 「柳生月影抄」
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