例文・使い方一覧でみる「用の」の意味
スポンサーリンク...用のある時は呼ぶからと言うので監督は事務所の方に退けられた... 
有島武郎 「親子」
...なぜかと言えばこの作用の強さは直径の三乗に比例するからである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...頭目用の椅子が一つおかれているだけで...
海野十三 「少年探偵長」
...お正月用の餅（もち）と塩引（しおびき）...
太宰治 「帰去来」
...常用のよごれた肩掛（マンテラ）を売り飛ばしてさえ出てくるこの大闘牛日だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...Ｘ光線用の乾板が鉛のケースに収められて地下室にあったが...
豊島与志雄 「ヒロシマの声」
...其上はもみ候事無用の事...
中里介山 「大菩薩峠」
...その応用の区域が限られているばかりか...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...せめて費用の半分でも...
夏目漱石 「明暗」
...しかしいざとなるとこの平凡が急に霊妙なる神秘的作用のためにむくむくと持ち上がって奇なもの...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...廢物利用のことか？」と僕が改めて質問したのは...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...家に残るものは無用の雑物（ぞうもつ）...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...質問してしまえばもはや用の無い筈（はず）だが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...小學校の教師用の教科書が二三册あつて...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...吾々が見ることの出来ない多数の自然の作用の一つに過ぎないかもしれぬ自然的肉体から霊的な姿への復活は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...即ち用の目的に誠実である事を...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ちょうど、土用の太陽は、曠野（こうや）の真上にあって、火車のように灼（や）けていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまは無用のものでしかない...
吉川英治 「新書太閤記」
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