...後よりまた産まるる双嬰(ふたご)...
井上円了 「おばけの正体」
...二疋は必ず死んで産まるるんだろう...
南方熊楠 「十二支考」
...またいかな好(よ)い馬を将(も)ち来るも産まるる子は詰まらぬものばかり...
南方熊楠 「十二支考」
...アラブ人が駒産まるるところを受け抱いて地に落さざらしむとか...
南方熊楠 「十二支考」
...馬槽(うまふね)に水をたたえその中にて産(う)まば安く産まるべしとのことにて...
柳田国男 「遠野物語」
...産む者と産まるる者との相違はある...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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