...おでんに生麩は欠かせない具材だ...
...生麩を軽く焼いてからおしるこに入れるのが好き...
...生麩を煮込んで田楽風味にするのが美味しい...
...生麩を細かく切って、お吸い物に入れるのも良い...
...生麩を炊く前にさっと茹でると、表面が一気に柔らかくなる...
...葱(ねぎ)、糸蒟蒻(いとごんにゃく)、豆腐はよいとして、生麩(なまふ)、生湯葉(なまゆば)、百合根(ゆりね)、白菜等々、―――敏子はそれらをわざと一度に運んで来ないで、ときどき、少しずつ、なくなると後から後からと附け足した...
谷崎潤一郎 「鍵」
...天日(てんぴ)に曝(さら)して乾かしてから生麩(なまふ)の粉などを入れてな...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのつぐは生麩(しやうふ)わらび粉...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...醤油は亀甲万の極上品があり、豆腐でも、生麩でも、らっきょうでも、何でも欲しいものが、すっかり揃っている...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...生麩がきらひだつた...
林芙美子 「夜福」
...紅い生麩が來てゐるのに...
林芙美子 「夜福」
...しかし一番大切なのはこの煉り方で根気好く煉っているとちょうど生麩(なまぶ)のようになって来てブツリブツリと中が泡立ちます...
村井弦斎 「食道楽」
...糊にする生麩(しやうふ)が出來た...
柳田國男 「食料名彙」
...麩になり生麩になる部分が今よりも遙かに多いので...
柳田國男 「食料名彙」
...糊(のり)にする生麩(しょうふ)ができた...
柳田國男 「食料名彙」
...麩になり生麩になる部分が今よりもはるかに多いので...
柳田國男 「食料名彙」
...ことに紅白二色のまんじゅうは生麩の皮に白味噌の餡がたっぷり...
山本笑月 「明治世相百話」
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