例文・使い方一覧でみる「生起」の意味
スポンサーリンク...この事件の生起を調べる必要がある... 
...話題の取り上げ方によっては、混乱が生起する可能性がある...
...授業中にふとした質問から、意外なアイデアが生起した...
...この商品は、消費者のニーズから生起したものです...
...災害が生起した場合、速やかな対応が必要です...
...わたしの『古事記神話の新研究』の萠芽はこの時から生起したのであります...
石川三四郎 「浪」
...有限という壁に取囲まるる不完全なる人の間の関係の上に生起する事象である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...次々に生起して来る現実に抵抗しようとする力がようやく尽きかけて来たことを...
梅崎春生 「日の果て」
...万有の生起壊滅の理...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...当然生起しなければならぬ問題として文献の取扱がある...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...普通に事実といわれるのは外部に生起した何らかの事件をいうのであるが...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...歴史の過程にはその間に生起した事象の間に因果のつながりがあるというだけのことであるならば...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...処が一般に恒存者はその性質そのものからして生起消滅が不可能な筈である...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...それ故物質の生起消滅は不可能でなければならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...即ちそれは新しい運動が連続的に生起することを意味する...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...然るに如何なる運動も外的原因なくしては生起消滅し得なかった筈であるから...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...第一は自然に於て事実的に存在し又は生起するものを介して永久的の形相なる本質を発見するに努める仕方であって...
戸坂潤 「性格としての空間」
...即ち――向に示した通り――自然に於て事実的に存在し又は生起するものを介して発見される永久的な形相が自然の本質と呼ばれる約束であった...
戸坂潤 「性格としての空間」
...必然的な土台から生起していることは...
服部之総 「志士と経済」
...それとともに特定の習慣を生起する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論（人性論）」
...もしくはイデオロギーの範囲内のみで生起するものではない...
三木清 「科学批判の課題」
...主体と主体との間に生起するものである...
三木清 「哲学入門」
...窓の雨戸を叩（たた）きながら、先生起きせえま、と少年たちが呼んでいるのである...
山本周五郎 「青べか物語」
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