例文・使い方一覧でみる「生活ぶり」の意味

...私はそれによつて幾分誤解された社の人々の本当の生活ぶりが本当に分るやうになるだらうと思ひます...
伊藤野枝「編輯室より（一九一六年一月号）」

...もしわたしの生活ぶりについて町の人たちが御念の入った詮索だてをしなかったならば...
ソーロー　Henry David Thoreau 神吉三郎訳「森の生活――ウォールデン――」

...そして生活ぶりは極度に吝嗇（りんしょく）を極めて人との交際を嫌厭（けんえん）しておりますから... そして生活ぶりは極度に吝嗇を極めて人との交際を嫌厭しておりますからの読み方
橘外男「陰獣トリステサ」

...生活ぶりも厳格に過ぎるほど慎ましい... 生活ぶりも厳格に過ぎるほど慎ましいの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳「土色の顔」

...どうかすると斯様な生活ぶりに... どうかすると斯様な生活ぶりにの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...だが、友達として一言忠告させて貰ふなら、その生活ぶりに、時として余りに野放図なものがあるので、謂はば必要以上に衰弱して居る日があつて、そんな日に出来た詩は、あの感覚と同居しにくい抽象概念を招きすぎて、読者を混乱させる場合がある... だが、友達として一言忠告させて貰ふなら、その生活ぶりに、時として余りに野放図なものがあるので、謂はば必要以上に衰弱して居る日があつて、そんな日に出来た詩は、あの感覚と同居しにくい抽象概念を招きすぎて、読者を混乱させる場合があるの読み方
中原中也「草野心平詩集『母岩』」

...まるで隠者のような生活ぶりだ... まるで隠者のような生活ぶりだの読み方
牧逸馬「生きている戦死者」

...奥多摩の地理や生活ぶりが書いてあるので... 奥多摩の地理や生活ぶりが書いてあるのでの読み方
三田村鳶魚「中里介山の『大菩薩峠』」

...主人公ジャックの成長して行った当時のフランスの中流社会の生活ぶり...
宮本百合子「生きつつある自意識」

...生活ぶりは都の大貴族と少しも変わっていないのである... 生活ぶりは都の大貴族と少しも変わっていないのであるの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...その生活ぶりは記録にはまだ見当らない... その生活ぶりは記録にはまだ見当らないの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...平民の生活ぶりは政治の歴史のように... 平民の生活ぶりは政治の歴史のようにの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...今までの生活ぶりの拙劣さ... 今までの生活ぶりの拙劣さの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...それには現実に各地に今なお残っている生活ぶりを... それには現実に各地に今なお残っている生活ぶりをの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...小鳥の生活ぶりも... 小鳥の生活ぶりもの読み方
柳田國男「野草雑記・野鳥雑記」

...生活ぶりとちぐはぐなので... 生活ぶりとちぐはぐなのでの読み方
山本周五郎「めおと蝶」

...清楚な生活ぶりがうかがわれる... 清楚な生活ぶりがうかがわれるの読み方
吉川英治「三国志」

...多少気風や生活ぶりが違ってはいるが――... 多少気風や生活ぶりが違ってはいるが――の読み方
吉川英治「※［＃「さんずい＋鼾のへん」、第4水準2-79-37］かみ浪人」