...百姓たちの心に自ずからこの仏心が生ずるのだとききました...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...あるいは何か新奇な事変から生ずる溌剌たる...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...問題はこの矛盾から生ずる...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...私の判斷の僞であることが生ずるのかといふ理由を十分に洞見した...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それに因る沈積の結果から生ずる凹凸(おうとつ)が...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...何か物足りない点が生ずるほどだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...このことを混同するために屡々困乱が生ずる...
中原中也 「芸術論覚え書」
...進化の法則で吾等猫輩の機能が狂瀾怒濤(きょうらんどとう)に対して適当の抵抗力を生ずるに至るまでは――換言すれば猫が死んだと云う代りに猫が上がったと云う語が一般に使用せらるるまでは――容易に海水浴は出来ん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ここでは生ずるはいつも滅ぶるであり...
波多野精一 「時と永遠」
...これによりて生ずるところの差はわずかに内外の二...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...腐草(ふそう)蛍(ほたる)と化し淤泥(おでい)蓮(はちす)を生ずるの趣あるを見ては誰かその奇術に驚かざらん...
正岡子規 「俳人蕪村」
...此島に生ずる猫都(すべ)て尾短く曲なりと云...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...従ってサア・フランシスの計算以上に生ずる血気旺んな六〇〇...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...過度に急速な人口増加から生ずる災厄を主として負担する階級は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この動詞は「成る」「生ずる」と云ふ意味をもつてゐます...
三木清 「消息一通」
...詐りより生ずることは必ず堂々と真面目一直線に行ない遂げぬものなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...アナカルシスの意見によると、一国の一番幸福な状態は、他のすべての事柄が平等であって、ただ徳ある者ほど崇(あが)められ不徳な者ほど卑しめられるところに、生ずるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生産費から生ずるもの以外に真実の高価ということはない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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