...生きのこりませんでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...命令形として生きのこり...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...秘密艦隊のためにあべこべ砲で手きびしくやっつけられたロケット隊の生きのこりの一台です...
海野十三 「怪塔王」
...生きのこりの隊長機のロケットが...
海野十三 「怪塔王」
...地球の最後の生きのこり者となるかも知れないのだ」蟻田博士は...
海野十三 「火星兵団」
...この唯一の生きのこりの大功臣をいよいよ大事においたはりなされ...
太宰治 「右大臣実朝」
...ちょうどその時葉子は籠(かご)から逃げた一羽生きのこりのカナリヤの雄を追っかけて...
徳田秋声 「仮装人物」
...三〇門倉平馬の、咽喉の奥から、雪之丞の匕首の一閃と同時に、「うわあ!」と、いう、知死期(ちしご)のうめきが洩れて、やがて、上半身がうしろにのけぞったと思うと、腰がくだけて、ドタリと横ざまに朽木(くちき)のように仆れたが、それと間髪をいれず、今一人の、生きのこりが、われにもなく、磁鉄に吸われたように振り込んで来る...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
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