...甚だ惜むべきことである...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...そういうものは甚だ危ない...
大隈重信 「外交の方針」
...本職も甚だ不憫にたえぬ次第であるが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...街區また甚だ整頓せり...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...相当な専門家でもすべての場合にぶっつかって少しもまごつかぬという人は甚だ稀であろう...
寺田寅彦 「物理学実験の教授について」
...無論エンゲルス(レーニンも亦)が用いた自然科学の諸材料が今日では或る意味で甚だ時代おくれのしたものだということは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...に就いては世間で甚だ懇切に解説されている)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この世間に類の多い、甚だ非宗教的な、冷淡な、ありふれた巡礼者の型は、セルギウスも好く知つてゐる...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...平生(へいぜい)と違って今の健三には甚だ近く見えた...
夏目漱石 「道草」
...甚だしきは大切なる用談も...
福沢諭吉 「日本男子論」
...ただに自愛に偏するのみならず私曲私慾の最も甚だしきものにして...
福沢諭吉 「日本男子論」
...甚だ恐縮ですけれど...
牧野信一 「あやふやなこと」
...例へば雅樸なる句をものするには甚だ句調の和合(わごう)に長じながら...
正岡子規 「俳諧大要」
...兎に角精神的の方面に於ては世界に甚だ偉大なる貢獻を爲して居ると云ふことも忘るべからざることであります...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...初め飛び落ち来った時に比して甚だ小さい...
南方熊楠 「十二支考」
...猴が作物を荒す事甚だしき例は前にも載せたが...
南方熊楠 「十二支考」
...前代の歴史は甚だしく埋もれている...
柳田国男 「雪国の春」
...甚だじれったいものを覚えるにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
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