例文・使い方一覧でみる「甚だ」の意味


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...慙愧(ざんき)殊に甚だし...   慙愧殊に甚だしの読み方
石原純 「杉田玄白」

...と云うような甚だ穏やかな忠告から始まって...   と云うような甚だ穏やかな忠告から始まっての読み方
辰野隆 「愛書癖」

...甚だ要領を得んです...   甚だ要領を得んですの読み方
田山花袋 「蒲団」

...つまりここで謂(い)うレビュー式教育も甚だ結構だということになるのである...   つまりここで謂うレビュー式教育も甚だ結構だということになるのであるの読み方
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」

...二つは如何に甚だしく異る問いであることか...   二つは如何に甚だしく異る問いであることかの読み方
戸坂潤 「科学方法論」

...この重臣ブロック排撃論に甚だ重大な意義を認めたらしい...   この重臣ブロック排撃論に甚だ重大な意義を認めたらしいの読み方
戸坂潤 「現代日本の思想対立」

...斯くの如きは実に不面目の甚だしきものたるに拘らず閣下の内閣が淡然として毫も之れを恥とせざりしは何ぞや...   斯くの如きは実に不面目の甚だしきものたるに拘らず閣下の内閣が淡然として毫も之れを恥とせざりしは何ぞやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...其所(そこ)へ親爺(おやぢ)が甚だ因念の深(ふか)いある候補者を見付けて...   其所へ親爺が甚だ因念の深いある候補者を見付けての読み方
夏目漱石 「それから」

...この時代としては甚だ穩かならぬことです...   この時代としては甚だ穩かならぬことですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...甚だ婉曲にですが...   甚だ婉曲にですがの読み方
浜尾四郎 「死者の権利」

...真面目(まじめ)に女学論など唱うるも耳を傾けて静に之を聞くもの有りや無しや甚だ覚束(おぼつか)なき有様なるにぞ...   真面目に女学論など唱うるも耳を傾けて静に之を聞くもの有りや無しや甚だ覚束なき有様なるにぞの読み方
福沢諭吉 「新女大学」

...取る可きも甚だ少なからず...   取る可きも甚だ少なからずの読み方
福沢諭吉 「帝室論」

...ために国内甚だ混乱の状態であった...   ために国内甚だ混乱の状態であったの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...甚だ不体裁な事と語ると...   甚だ不体裁な事と語るとの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...蒐集(しゅうしゅう)する者が甚だふえた...   蒐集する者が甚だふえたの読み方
柳宗悦 「北九州の窯」

...誤差の甚だしく生じるロシアだと彼は思ったが...   誤差の甚だしく生じるロシアだと彼は思ったがの読み方
横光利一 「旅愁」

...声望も甚だないのだ...   声望も甚だないのだの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...甚だ張合いがあるらしいのである...   甚だ張合いがあるらしいのであるの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「甚だ」の読みかた

「甚だ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「甚だ」

「甚だ」の英語の意味


ランダム例文:
拾い読み      飯椀  

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