...天の瓊矛の滴りによりて...
高木敏雄 「比較神話学」
...廼(すなは)ち天(あめ)の瓊矛(ぬぼこ)を指しおろして...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...瓊矛もて國探らせる...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...彼の大國主の天の瓊矛を杖いて草昧の民の上に君臨せる俤を只今目前にみるのおもひあり久方の天が下には言絶えて嘆きたふとび誰かあふがざらむ十九日...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...その後には肩に羽のある神様が天(あめ)の瓊矛(ぬぼこ)とでもいひさうな剣を提(さ)げて立つて居る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...管玉(くだだま)をかけ連ねた瓊矛(ぬぼこ)を持った卑狗(ひこ)の大兄(おおえ)と並んで...
横光利一 「日輪」
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