...瑞木(みづき)のかげの戀語り...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...瑞木(みづき)の木(こ)がくれに...
薄田淳介 「白羊宮」
...瑞木(みづき)のかげの戀語(こひがた)り...
薄田淳介 「白羊宮」
...『瑞木(みづき)や花木(はなき)は此頃(このごろ)泣かなくつて...
與謝野晶子 「帰つてから」
...鏡子はもう幾分(ふん)かの後(のち)に逼(せま)つた瑞木や花木や健(たかし)などとの会見が目に描かれて...
與謝野晶子 「帰つてから」
...瑞木と花木は其(その)割合よりも大きかつた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...赤ん坊の時から二人の女中が瑞木の方を抱きたいと云つて喧嘩をしたりなどもした...
與謝野晶子 「帰つてから」
...永久と云ふ相続さるゝ生命は明らさまに瑞木に宿つて居るやうにも思ふのである...
與謝野晶子 「帰つてから」
...どうしても今日(けふ)母に抱かれる初めの人は瑞木でなければならないのであつた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...瑞木を車夫が下へ降(おろ)すのと一緒に鏡子は転(ころ)ぶやうにして門をくゞつた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...』瑞木がをかしさうに云つた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...『瑞木ちやんの人形の方がいいのよ...
與謝野晶子 「帰つてから」
...』と瑞木が泣声で云つて居る...
與謝野晶子 「帰つてから」
...』云はねば済まないやうに瑞木も云つた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...』瑞木が挨拶に来た...
與謝野晶子 「帰つてから」
...『瑞木さん、花木さん、おはんけちの好(い)いのを上げませう...
與謝野晶子 「帰つてから」
...』と絶えず云ふ瑞木の言葉の奥には行つちやあ厭(いや)と云ふ声が確かにあるのをもとより母は知つて居た...
與謝野晶子 「帰つてから」
...瑞木さんももう泣かないでせう...
與謝野晶子 「帰つてから」
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