例文・使い方一覧でみる「瑞々しい」の意味

...この額の清い瑞々しい面をした娘が... この額の清い瑞々しい面をした娘がの読み方
「草藪」

...やがて瑞々しい緑の葉を出すだろう... やがて瑞々しい緑の葉を出すだろうの読み方
豊島与志雄「樹を愛する心」

...瑞々しい青い匂いを空中に散じていた... 瑞々しい青い匂いを空中に散じていたの読み方
豊島与志雄「土地」

...萠え出たばかりの瑞々しい花や葉や... 萠え出たばかりの瑞々しい花や葉やの読み方
豊島与志雄「春の幻」

...夫人に手を取られて十六七のあどけない少女が傍にひかえていた――瑞々しい金髪の娘で...
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...まるで瑞々しい蕪のように新鮮で... まるで瑞々しい蕪のように新鮮での読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...瑞々しい頬のうへにあらはれて... 瑞々しい頬のうへにあらはれての読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳「ディカーニカ近郷夜話　後篇」

...白い生地へ紅を溶かしこんだやうな瑞々しい女だつた... 白い生地へ紅を溶かしこんだやうな瑞々しい女だつたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳「ディカーニカ近郷夜話　前篇」

...瑞々しい人生をもちたいという痛切な願いからです... 瑞々しい人生をもちたいという痛切な願いからですの読み方
宮本百合子「新しい抵抗について」

...瑞々しいというようなものではなく... 瑞々しいというようなものではなくの読み方
宮本百合子「熱き茶色」

...瑞々しい稲田や玉蜀黍等の畑地を越えた向うに杉の群木にかこまれたお久美さんの居る家が静かに望まれた...
宮本百合子「お久美さんと其の周囲」

...「本当にあなたはいつも瑞々しいねえ... 「本当にあなたはいつも瑞々しいねえの読み方
「鏡の中の月」

...そして私はそういういろいろの瑞々しい活々とした感情の故に... そして私はそういういろいろの瑞々しい活々とした感情の故にの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...却って益ひろく瑞々しいマターナルなものに成熟することは... 却って益ひろく瑞々しいマターナルなものに成熟することはの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...血そのものが瑞々しいというような男です... 血そのものが瑞々しいというような男ですの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...それは細細（こまごま）とした瑞々しい若葉であつた... それは細細とした瑞々しい若葉であつたの読み方
室生犀星「愛の詩集」

...木の實の上は瑞々しい小枝の青葉が置かれ... 木の實の上は瑞々しい小枝の青葉が置かれの読み方
若山牧水「樹木とその葉」

...あたりは瑞々しい林だ... あたりは瑞々しい林だの読み方
若山牧水「みなかみ紀行」

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