...不思議に落ち散りもせず玳瑁(たいまい)の櫛(くし)と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蔡瑁は、口ほどもなく、みじめな残兵と共に、襄陽城へ逃げ帰って来た...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁(さいぼう)がそばから拒んだ...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁は自分の胸を叩いて...
吉川英治 「三国志」
...夜半に蔡瑁の兵がここを取囲むであろうとある...
吉川英治 「三国志」
...おまかせあれ」蔡瑁は...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁(さいぼう)のため...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁(さいぼう)...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁は、赫怒(かくど)して、「みだりに舌をうごかして、故君のご遺言を辱(はずかし)め、部内の人心を攪乱する賊臣め...
吉川英治 「三国志」
...蔡(さい)夫人や蔡瑁が...
吉川英治 「三国志」
...あなたのご存じなのは、それだけであろうが、もっと痛心に耐えないことが起っている」「何です? これ以上、痛心にたえないこととは」「故太守が亡くなられて、まだ墳墓の土も乾かないうち、この荊州九郡をそっくり挙げて、曹操へ降参の書を呈したという一事です」「えっ、ほんとですか」「偽りはありません」「それが事実なら、なぜ貴君には、直ちに、喪(も)を弔(とむら)うと号して、襄陽に行き、あざむいて幼主劉をこちらへ、奪い取り、蔡瑁、蔡夫人などの奸党閥族(かんとうばつぞく)を一掃してしまわれないのですか」日頃、温厚な伊籍すら、色をなして、玄徳をそう詰問(なじ)るのであった...
吉川英治 「三国志」
...曹軍の都督蔡瑁(さいぼう)は...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁、張允を殺してしまわないうちは、水上の戦いだからといって、滅多に安心はできないぞ」語りながら、なお船楼の幕(とばり)のうちで、酒を酌み、また碇(いかり)を移し、彼方此方(あなたこなた)、夜明けまではと、探っていた...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁(さいぼう)...
吉川英治 「三国志」
...逃げようとした蔡瑁の首も...
吉川英治 「三国志」
...「あの蔡瑁(さいぼう)...
吉川英治 「三国志」
...そう申されては、一言もありません」「ともあれ、蒋幹を逆に用いて、蔡瑁、張允を除いたことは、周都督として、まことに大成功でした...
吉川英治 「三国志」
...『玳瑁(たいまい)といふでねヱかナ』漁師の一人がその甲良を撫でながら言つた...
若山牧水 「鴉と正覺坊」
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