...碧玳瑁(へきたいまい)...
泉鏡花 「薄紅梅」
...瑁(たいまい)の脂盒(べにざら)をくださいました...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...滅多(めった)に二つとは見られぬ珊瑚玳瑁(たいまい)ぎやまんの類(たぐい)...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...蔡瑁(さいぼう)は...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁の妹は絶世の美人であって...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁(さいぼう)はこう囁いた...
吉川英治 「三国志」
...蔡夫人は、良人のそうした態度にじりじりして、兄の蔡瑁に、事を急ぐことしきりだった...
吉川英治 「三国志」
...そのように逃げ走るか」蔡瑁の呼ばわるに...
吉川英治 「三国志」
...何ぞこの蔡瑁が御身に害意を抱こうや...
吉川英治 「三国志」
...あなたを殺す計画に失敗した蔡瑁は...
吉川英治 「三国志」
...「蔡瑁を呼べっ」いつにない激色である...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁は、赫怒(かくど)して、「みだりに舌をうごかして、故君のご遺言を辱(はずかし)め、部内の人心を攪乱する賊臣め...
吉川英治 「三国志」
...幼主と蔡夫人を主座に仰ぎ、蔡瑁、越(かいえつ)以下、宿将群臣たちは日々評議に余念なかった...
吉川英治 「三国志」
...蔡(さい)夫人や蔡瑁が...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁は怒って、「無用な舌を弄(ろう)して、幼少の君を惑わすもの」と、斬罪にしようとしたが越(かいえつ)のいさめによって、ようやく事なく済んだ...
吉川英治 「三国志」
...叔父蔡瑁がお手討ちになったため...
吉川英治 「三国志」
...瑁(たいまい)の笄(こうがい)の滑(なめら)かさや...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...『玳瑁(たいまい)といふでねヱかナ』漁師の一人がその甲良を撫でながら言つた...
若山牧水 「鴉と正覺坊」
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