...たとえ小粒でも適当な形に加工彫琢(ちょうたく)したものは燦然(さんぜん)として遠くからでも「視(み)える」のである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...廣き中庭隔てたる向ひの側に彫琢の石にて成れる室十二...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...衆人の撰びて頒ち與へたる)麗人その時琢かれし美はしき卓...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...之に適ひてふさはしく 275琢き光りて大なる扉(とびら)を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...琢(みが)きあげたわたくしの詩(うた)で...
ボードレール 富永太郎訳 「或るまどんなに」
...琢堂(たくどう)の倅(せがれ)の道楽者さ――丈太郎とか言った」「ヘエー」「ほとぼりがさめたと見て京屋を逃げ出したんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分」八五郎が一度来た琢堂の庵(いおり)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――琢堂在銘(ざいめい)の仏像を置いて極彩色の仏像を持って行った男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次に石川良琢(りやうたく)が書いた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「良琢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...而磨琢志意...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...唯奥医師の下に「多紀安琢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...戊辰席順に「表御医師無足、十二人扶持、津山英琢、二十九」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...医を多紀安琢(たきあんたく)に...
森鴎外 「渋江抽斎」
...庭の後(のち)は安琢(あんたく)が嗣(つ)いだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...医学は江戸で多紀安琢(たきあんたく)の教(おしえ)を受けた後(のち)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...幼い時から多紀安琢の門に入(い)っていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...今度は主人琢磨の急死に遭い...
夢野久作 「女坑主」
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