...長らく切磋琢磨(せっさたくま)の功を御積みになりましたが...
芥川龍之介 「邪宗門」
...余りに細部の雕琢(ちょうたく)にコセコセしたのが意外の累(わずら)いをした...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...井上準之助と団琢磨(だんたくま)が射殺された...
高見順 「いやな感じ」
...それに就いて理学博士小川琢治氏も...
太宰治 「津軽」
...薬師町の田村と云う旅館の前を通っているとその旅館の二階に琢次の頭が見えていた...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...琢次が起きて帰った後で...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...譬へば水夫海上に善く琢かれし楫使ひ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...先ず切磋琢磨して世界民衆の大勢を支配する業績を挙げようじゃないか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...専ら意味の形而上学の建設や自己意識(自意識―自己反省)の琢磨に多忙であって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一月二十五日まだ充分に彫琢(てうたく)せねばならないのであるが...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...その後琢堂は、一たんの過ちで、俗悪妖艶な普賢像をこの世に遺(のこ)すことを悲しみ、京屋善八に交渉して、何とかして買い戻そうとしましたが、さいしょ琢堂が受取った作料を倍にして返しても、仏像を戻してくれず、いかなる歎願も聴き入れないばかりか、かえって普賢像に対する愛着心を煽(あお)られて、朝夕自分の側に置いて、寸刻も離さないほどの溺愛(できあい)ぶりだったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...文学専門の人といへども自ら誇り他を侮(あなど)り研究琢磨(たくま)の意なき者は第二期を出づる能はず...
正岡子規 「俳諧大要」
...章斎に次で生れた忠琢の次男宗琢は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...津山氏の移徙(いし)は忠琢が召された故である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...忠琢は己が古法帖を好んだので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幼い時から多紀安琢の門に入(い)っていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...成善の旧師には多紀安琢(あんたく)が矢の倉におり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...琢堂の衣鉢(いはつ)をついで...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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