...井上準之助と団琢磨(だんたくま)が射殺された...
高見順 「いやな感じ」
...琢(みが)きあげたわたくしの詩(うた)で...
ボードレール 富永太郎訳 「或るまどんなに」
...小説は自然を彫琢(ちょうたく)する...
夏目漱石 「虞美人草」
...琢堂の恩を受けて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...玉と為すにはまだまだ不断の琢磨と陶冶とを念とせなければならぬ...
室生犀星 「愛の詩集」
...梅花千点玉皆琢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...多紀安琢であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その三百五十わたくしは津山碧山の家世を略叙して、祖父宗伯義篤、父忠琢成器、長兄章斎義方の名を挙げた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...章斎に次で生れた忠琢の次男宗琢は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...忠琢の歿後には妻帰山(かへりやま)氏が遺つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...多紀安琢(あんたく)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『素問(そもん)』を多紀安琢に受けしめ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...始(はじめ)て矢の倉の多紀安琢(たきあんたく)の許(もと)に通って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それから最後には描写の技術の大いなる琢磨(たくま)...
柳田国男 「木綿以前の事」
...切磋琢磨(せっさたくま)の工夫を積んで...
吉川英治 「剣難女難」
...みな切磋琢磨(せっさたくま)...
吉川英治 「親鸞」
...色鍋島の絢爛(けんらん)艶美(えんび)な彫琢(ちょうたく)と若々しい光彩の漲(みなぎ)った名品が...
吉川英治 「増長天王」
...琢(たく)するが如く...
和辻哲郎 「孔子」
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