...しかも涅槃に趣(おもむ)かず」と『理趣経(りしゅきょう)』というお経に書かれていますが...
高神覚昇 「般若心経講義」
...大乘理趣大波羅密經として一切經中に存す...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...耳ニハ常ニ三密ノ理趣ヲ聴キ...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...譬喩と実義と理趣とを兼ねたものが...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...然れども余は未だ其生理と性理との相連結するの理趣を講明して...
西周 「尚白箚記」
...叙情の間に理趣を交へた...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...理趣に落ち、反省的に沈潜することは、この世界にあつては最も似合しからぬ、いつかう効果のあがらない、鬱陶しいやり方といはねばならない...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...こゝに此(この)因果を観じて如是(にょぜ)本末の理趣(ことわり)を究竟(くきょう)し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...業報(ごっぽう)の理趣(ことわり)を眼前に転ず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??