...言葉=論理による是認・理由づけ・権利づけであるとしよう...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...云わば事実が歴史的に動機づけられるその地盤ではなくして事実が論理的に理由づけられるその根拠がカントのアプリオリである...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...又その中立性への意図をさえ理由づける...
戸坂潤 「技術の哲学」
...こういう転向の過程がどう理由づけられているかも一向説明されていない...
戸坂潤 「社会時評」
...減刑の主張を理由づけるためには当然...
戸坂潤 「社会時評」
...いづれにせよ共同を理由づける何ものも存在しない...
波多野精一 「時と永遠」
...何ごとによつても理由づけられることなく又何ものの媒介をも俟つことなしに...
波多野精一 「時と永遠」
...あなたご自身詳しく理由づけたんですからね」「いや」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...それによって裁判所に出頭しないことを理由づけることができることを彼はよろこんだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...きわめて容易に理由づけることができるはずのなんらかの損害賠償要求をもって――いいですかな――あなたを告訴すべきものかどうか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...かえって現実の歴史的特殊性によって理由づけられているのである*...
三木清 「科学批判の課題」
...インテリゲンチアと勤労大衆との間にある思想的ギャップ――インテリゲンチアの観念性という理由づけで...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...理由づけにならぬ理由づけで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自ら理由づけているふうでもあった...
吉川英治 「剣の四君子」
...何のかのと理由づけては...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏は、しいて自分の行為に、そう理由づける...
吉川英治 「私本太平記」
...自己の寝反りを理由づけるための捏造(ねつぞう)に過ぎない...
吉川英治 「新書太閤記」
...理由づけたりして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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