...理性的な反省があるからというのでは決してなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...経験的・感性的なる諸自然科学の諸事実を先験的・理性的なる概念乃至イデーからの展開として説明した...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...感情的な又は理性的な明白性に求めようとする...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...理性的なものは現実的だと云ったヘーゲルの言葉には意味があるのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...理性的な世界によりも...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...(没理性的な影響は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その理性的な影響さえもほんとうに与えてるのではなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...没理性的な美しさとして心に残りますと...
豊島与志雄 「白蛾」
...彼が「まじめな人々」や「謹厳な人々」や「理性的な人々」から欠点ありと目せられたのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その没理性的な感情の強烈さは...
中島敦 「斗南先生」
...我我人間共の理性的な生活とは...
萩原朔太郎 「宿命」
...私が理性的な生物(人間)だ...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...この徳に至るためには段階的に「倫理的徳」即ち魂の非理性的な部分に対する理性的部分の支配と秩序付けが前提されるのである...
三木清 「哲学入門」
...理性が完全に働き得るためには非理性的な部分に対する理性の支配が完全に行われねばならぬであろう...
三木清 「哲学入門」
...「理性的なるものは現實的である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...非理性的なんかというのは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...少なくとも為政者としての理性的な態度といえよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は千鶴子よりも少くとも理性的なところが自分にあると思う以上...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索