...こんな性(たち)の好い琅は...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...実はあの琅(ろうかん)の代りに...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...前(ぜん)の琅殿顕(あらわ)る...
泉鏡花 「海神別荘」
...琅(らうかん)のやうな滑かなつめたい肌をして...
薄田泣菫 「独楽園」
...琅洞を本拠として...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...日に透(す)かすと琅(ろうかん)の珠(たま)のように美しい...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...琅洞訪問、あやにく不在、その代りに多摩川観賞、二子橋畔春風習(マヽ)々春光熈々...
種田山頭火 「旅日記」
...天祿琳琅書目この時代の目録學は...
内藤湖南 「支那目録學」
...不信の信無道の道白玉琅(ろうかん)母の死霹靂(へきれき)のごとく音なき谷のごとし五十にしてわれ幼な児のごとく呼ばん母よ 母よ去りてゆくところをしらず雲のごとく風のごとしとどまるものもおなじすべて虚空にひとしああ不信の信無道の道白玉また琅...
中勘助 「母の死」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...青糸解きて打ち浸せば、琅にほふ底の石...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...十尺以上もある琅(ろうかん)色の氷の畝が...
久生十蘭 「白雪姫」
...河伯もよくよく女の股に思し召が有つたのだ(琅邪代醉篇三三...
南方熊楠 「人柱の話」
...翡翠(ひすい)とも琅(ろうかん)ともくらべ難い眼のさめるような美しい色をしていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...」侍女の一人は卑弥呼の胸へ琅(ろうかん)の勾玉(まがたま)を垂れ下げていった...
横光利一 「日輪」
...そして白琅(はくろうかん)のように蒼白かった...
吉川英治 「剣難女難」
...剣の緒(お)にさげている琅(ろうかん)の珠を解いて出した...
吉川英治 「三国志」
...琅(ろうかん)のように透(す)きとおっているその面(おもて)と...
吉川英治 「親鸞」
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