...球根を植える時期は秋です...
...この庭には色とりどりの球根が咲いています...
...球根の育て方を教えてください...
...私は球根を植えるのが苦手です...
...球根の花が咲くと春が来たなと感じます...
...肥(ふと)り肉(じし)の球根がむつちりとした白い肌もあらはに...
薄田泣菫 「水仙の幻想」
...その病気によくきくと言ってある親戚(しんせき)から笹百合(ささゆり)というものの球根を送ってくれた事があった...
寺田寅彦 「球根」
...何物とも知れぬ球根の小包を受け取って無頓着(むとんちゃく)でいるわけにはゆかなかったのである...
寺田寅彦 「球根」
...なんでも草花の種や球根を採ってはY港のある商館へ売り込みに行くらしかった...
寺田寅彦 「球根」
...花壇の縁に植えた球根はじきに芽を出して勢いよく延びて行った...
寺田寅彦 「球根」
...いろいろの球根などは取るのにも取りやすいわけだが...
寺田寅彦 「路傍の草」
...チユリツプ球根を花壇に埋む...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...路傍に西洋百合天竺葵の球根を売るもの多し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...まるで掘上げられた冬の球根類のやうにならうとした...
中島敦 「かめれおん日記」
...あまり驚いたので君子さんはチユーリツプの球根のことも忘れてしまつて「そをを」といつたきり...
新美南吉 「チユーリツプ」
...石蒜科)のいわゆる球根草で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてこの球根を植物学上では襲重鱗茎(tunicated bulb)と称するが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これも宇田川榕菴が初めて彼れの著『植学啓原』にその訳字として使用したものであって「ハ球根諸草ノ之茎也...
牧野富太郎 「植物記」
...今日実習(じっしゅう)が済(す)んでから農舎(のうしゃ)の前に立ってグラジオラスの球根(きゅうこん)の旱(ほ)してあるのを見ていたら武田(たけだ)先生も鶏小屋(にわとりごや)の消毒(しょうどく)だか済んで硫黄華(いおうか)をずぼんへいっぱいつけて来られた...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...干からびた球根から咲き出たのが列べてあった...
森鴎外 「サフラン」
...段々球根も殖えることだろう...
森鴎外 「サフラン」
...他国には見られぬ花の名残りとも見られる球根につづいていた...
横光利一 「旅愁」
...球根状で明るめの灰色をした疑似頚部...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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