...地は太陰よりは大きく太陽よりは小さい球形の天体で...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...それらが円く丸められて各々球形の質塊となり...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...頭部の一番先のところが半球形の透明壁(とうめいへき)になっていて...
海野十三 「怪星ガン」
...球形の部屋の一つを...
海野十三 「怪星ガン」
...球形のレンズに、外の景色はみんなおさめられる...
海野十三 「火星兵団」
...球形の天井が徐々に左右へ割れ...
海野十三 「空中墳墓」
...球形の兜の中にある顔は...
海野十三 「地球要塞」
...そのうえとても耐えきれないことは私のすんでいる球形の世界が跡も残らぬように崩壊してしまって...
海野十三 「放送された遺言」
...球形の鬼あつまるものをよせあつめ...
大手拓次 「藍色の蟇」
...いま恍惚と夢見るようにまっしろな球形の頭を微風になびかして音もなくふっわりと羽蟻のごとく飛びゆく数々の種子は青空の彼方へ飛び行く種子よ!周囲に呻吟するおれの希望を...
陀田勘助 「たんぽぽとおれの感傷」
...また半球形の湯飲み茶わんに突然水を放射すると水は器壁に沿うて走り上り...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...大きな長方形の真空ガラス箱内の一方にB教授が「テレラ」と命名した球形の電磁石がつり下がっており...
寺田寅彦 「B教授の死」
...凡て球形のものには...
豊島与志雄著 「球体派」
...全体が渾一した球形の仙人掌とは比較にならない...
豊島与志雄 「二つの途」
...されば哲學者が想像した球形の一丸では...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...さびしい來歴むくむくと肥えふとつて白くくびれてゐるふしぎな球形の幻像よそれは耳もない 顏もない つるつるとして空にのぼる野蔦のやうだ夏雲よ なんたるとりとめのない寂しさだらうどこにこれといふ信仰もなく たよりに思ふ戀人もありはしない...
萩原朔太郎 「青猫」
...下降の速さは球形のものが大であること...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...そしてその円い球形の粒の表面には皺がある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
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