...造物主は無始以来現存するものにして自存自立なりとするときは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...現存する吾人の事業の一切は...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...その他の反證はたしかに現存する文書や...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...現存する肖像畫の最も多數なる足利時代を以て肖像畫の全盛期とせんとする傾向あるが如し...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...日本に現存する政体を使用するにある...
蜷川新 「天皇」
...ハゝーやられたのだなと氣がついたといふ聊かつまゝれ氣味の告白も現存する...
羽田亨 「聚樂廻り」
...関係者が現存する為に彼の功績はいつこう世の中に発表されないけれども...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...感じられたりして心に現存するようになる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...以前の教会と現存する教会とは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...現存するほとんどすべての偉大なものは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...一の宮にも数面が現存する...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...現存する社會をそれと比較し得る模型を作る...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...」「現存する諸状態はそれ自身として決して歴史の對象でなく...
三木清 「歴史哲學」
...したがって予は南支那に一種のコルゴが現存するか...
南方熊楠 「十二支考」
...現存する繍帳は片々たる小断欠を接ぎあわせたわずか方三尺たらずの小裂ゆえ一見すぐさまこれをもって一丈六尺四方の原形を想像することは難いけれども...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...現存するものいたく少く...
柳宗悦 「京都の朝市」
...今日も一部にはまだ現存するが...
柳田国男 「海上の道」
...現存する全陸地の中で遥か最古の地がここであり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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