...そのかみ、君をはじめとして、横山由清、榊原芳野、那珂通高、の君たちに會ひまゐらせつるごとに、「辭書はいかに、」と問はれたりき、成りたらむには、とこそ思ひつるに、今は皆世におはせず、寫眞にむかへども、いらへなし、哀しき事のかぎりなり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...那珂通世氏の日本上古年代考...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...那珂通世氏の説の如く...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...独り珂雪(かせつ)のごとし...
南方熊楠 「十二支考」
...玖珂の迫口というとあああの家というところだそうですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...氏の祖父は周防国玖珂郡(くがごほり)通津浦(つづうら)の人にして...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...讚岐国那珂郡櫛梨村の人...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...周防(すおう)の玖珂(くが)郡...
柳田國男 「地名の研究」
...山口県の玖珂(くが)郡秋中村大字秋掛(あきがけ)などでも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...常陸(ひたち)那珂(なか)郡の山村ではツギノコといえば杉菜を意味し...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...那珂(なか)川の洲口(すぐち)を泳ぎ渡って向うの石の突堤に取着き...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...那珂川の洲口といえば...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...藤田等は十月那珂湊を脱して下野に入り...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...必死の行をしていた那珂(なか)の優婆塞院(うばそくいん)の総司(そうつかさ)――播磨公弁円(はりまのきみべんえん)は...
吉川英治 「親鸞」
...那珂郡などの諸方からも...
吉川英治 「平の将門」
...夕方からお那珂は話しに来ていた...
吉川英治 「旗岡巡査」
...さようなら」「お提燈(ちょうちん)を持っていらっしゃいな」「馴れている道ですから」お那珂(なか)は...
吉川英治 「旗岡巡査」
...それをお那珂様が...
吉川英治 「旗岡巡査」
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