...那珂(なか)郡瓜連(うりづら)村...
井上円了 「おばけの正体」
...五 大洗水戸に遊びたるついでに、請ふ君、水戸市の北端、杉山より川蒸氣に乘りて、水路三里、那珂川を下りて、大洗に遊べ...
大町桂月 「常磐の山水」
...同書那珂郡の條下に曰く「平津驛家...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...那珂通世氏の日本上古年代考...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...こちらへ来る間にも、荒川だとか、大利根だとか、那珂(なか)、阿武隈(あぶくま)、近くは名取川に至るまで、大小いくつかの川を渡っては来ているけれども、この北上川へ来て見ると全く違った感じ――どうやら奥州の夷(えびす)――更に遠くは日高見の国をまで眼前に思い浮べ来ったものと見えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...玖珂の迫口というとあああの家というところだそうですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...周防国玖珂郡(くがごほり)通津浦(つづうら)の人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...那珂(なか)川のほとりにあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...茨城県那珂(なか)郡柳河村青柳)甲州佐久(さく)神社の七釜(ななかま)の御手洗(みたらし)という清水なども...
柳田國男 「日本の伝説」
...二田中愿藏は六月二十五日には那珂郡野口村にゐたが...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...殊に私は二十五年前に那珂博士の名著「成吉思汗実録」(元朝秘史の訳)を読んで七百年前の大蒙古を窺ひ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...那珂(なか)領の国主佐竹末賢(さたけすえかた)殿が...
吉川英治 「親鸞」
...お住居は近頃?」「那珂郡(なかごおり)のさる所に...
吉川英治 「平の将門」
...お那珂は泣いてばかりいた...
吉川英治 「旗岡巡査」
...「ええ……」お那珂は...
吉川英治 「旗岡巡査」
...さようなら」「お提燈(ちょうちん)を持っていらっしゃいな」「馴れている道ですから」お那珂(なか)は...
吉川英治 「旗岡巡査」
...一段一段、お那珂は、考えこみながら、重い足を落して行った...
吉川英治 「旗岡巡査」
...娘のお那珂(なか)を連れて...
吉川英治 「旗岡巡査」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??