...「まるで玻璃鐘(はりしょう)の音(ね)じゃな...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...思わずそこの玻璃(がらす)窓越しに見える死体室を見て...
岩村透 「死体室」
...寧ろこの円形の玻璃板に透見るを悦ぶ...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...浄玻璃(じょうはり)のように清いそなたは...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...玻璃のやうな滑かな湖上を滑るやうにして通つて行つた...
田山録弥 「船路」
......
アルフレッド・テニソン 坪内逍遙訳 「シャロットの妖姫」
...日毎見馴れている玻璃窓外の躑躅でさえ...
富田木歩 「小さな旅」
...空色の薄い玻璃皿を取って母の膝に置いた...
豊島与志雄 「蠱惑」
...玻璃器(はりき)の代わりには空罎(あきびん)が並んでおり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その奥から堅硬な玻璃質の雪の流れが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...玻璃鉢がえらい音を立て床の上で微塵に砕けた...
久生十蘭 「魔都」
...そこには屹度いろんな小瓶だの玻璃器だのが並べてあるだらうし...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...それには古風な銀器や玻瑠(ガラス)罎や支那陶器などが入れてあった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...悲哀を大きな玻璃玉(はりだま)にして打ちつけてくれる踊りはない...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...二月十六日(大暴風雨の日)春の日影 Feb. 23rd.巨大な砂時計の玻璃の漏斗から刻々をきざむ微かな砂粒が落るにつれ我工房の縁の辺ゆるやかに春の日かげが廻って来る...
宮本百合子 「海辺小曲(一九二三年二月――)」
...にぶい玻璃(ガラス)窓を光らしながら置かれてあった...
室生犀星 「幻影の都市」
...尊兄の詩篇に鋭角な玻璃状韻律を発見したのは極めて最近である...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...二重の玻璃(ガラスまど)を緊(きび)しく鎖して...
森鴎外 「舞姫」
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