...聖母像前の紅玻璃燈と共に...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...蒼(あを)みて曇る玻璃(はり)の戸を空(むな)しく打つて事も無し...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「薄紗の帳」
...玻璃(はり)に覆(おほ)はれ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...多量の玻璃(はり)質に包まれて...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...このランプ室でいったいなにを見たと思う?……破(わ)れた玻璃窓でもない...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...玻璃窓を通して海上に昇る朝日を眺めしに...
大町桂月 「沖の小島」
...玻璃子ちゃんのいるのをお忘れですか?」「アパートを捜しているのですけど...
太宰治 「水仙」
...玻璃子の事が思い浮んで来て...
太宰治 「水仙」
...さしずして寝床に近き玻璃窓(はりそう)を開かせたり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...大理石と青い玻璃とで出来てる大きなインクスタンドを貰ったことがあった...
豊島与志雄 「霧の中」
...燭台(しょくだい)の玻璃(はり)に蝋のしたたりを添えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...玻璃((はり))の王冠...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...玻璃越しに見える花々にわたしは見とれる...
原民喜 「遥かな旅」
...そのまま次に玻璃(ガラス)を張ったような蒼い氷の壁が現われる...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
......
三好達治 「測量船拾遺」
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室生犀星 「抒情小曲集」
...尊兄の詩篇に鋭角な玻璃状韻律を発見したのは極めて最近である...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...私のアトリヱの玻璃窓を洩れて射し込んで来る夕日を...
吉井勇 「酔狂録」
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