...薬王院には多くの患者が訪れる...
...薬王院の院長は有名な医師だ...
...薬王院で処方された薬が効いた...
...薬王院の薬は高いが、効果がある...
...薬王院に勤める薬剤師は薬に詳しい...
...華王院の方は今日では増福院と称し...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...牛王院山(ごおういんざん)...
中里介山 「大菩薩峠」
...「覚王院に会おう...
中里介山 「大菩薩峠」
...覚王院や竜王院で...
中里介山 「大菩薩峠」
...竜王院と覚王院をたずねてみたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その覚王院に面会したいから紹介してくれと頼みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...覚王院も、竜王院も、その昔から知らぬ間柄ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...お絹も煙にまかれて、「そんなにエライ坊さんが、今時、上野にいらっしゃるのですか」「いるとも、いるとも、あの坊主の説を聞いて、おれの頭の中は一変したよ、勝や小栗のことは知らないが、まあ、あいつらに勝るとも劣るものではあるまい、あれだけの奴がこっちにいれば、よし江戸の城は明け渡しても、上野の山で持ちこたえる、あいつが軍師で、輪王寺の錦の御旗を押立てて起(た)てば、徳川の旗下が挙(こぞ)って上野へ集まる、本来、ここまで来ないうちに、もっと早く、こちらから積極的に上方へ乗出したかったんだ、あんな坊主を上方へ向けて置いて、あっちで策戦をすれば、今時、こんなに後手(ごて)を食わずに済んだものだろう、そこは、あの坊主も、内心残念がっているようだが、なんにしても、あの坊主を坊主で置くは惜しい」「そんなにエライお方を、坊主坊主と呼捨てになさって罰(ばち)が当りはしませんか、何という御出家様でございましたかねえ」「輪王寺の執当職で覚王院義観というのだ、学問があって、胆力があって、気象が天下を呑んでいる、会ってみなけりゃあ、あいつのエラさはわからん、山岡鉄太郎や、松岡万あたりも、あれの前へ出ると子供のようなものだそうだ」「お山にも、そんなエライ坊さんがいらっしっては頼もしいことでございますね」「そうだ、義観のほかに、竜王院の堯忍、竹林坊の光映などというところは、覚王院とは異った長所を持つエラ物(ぶつ)だという噂だが、とにかく、覚王院一人に逢っただけでも意を強うするに足るものだ」神尾主膳は、よほど覚王院義観に参らされて来たようで、口を極めて感歎の舌を捲くが、お絹はバツを合わせるだけで、人物論などには興味を持ちません...
中里介山 「大菩薩峠」
...延寿王院(神宮寺といふ)に入りて菅公真蹟を拝観す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ふもとに近い平等王院(びょうどうおういん)の内だったのである...
吉川英治 「私本太平記」
...平等王院の寝所を出て...
吉川英治 「私本太平記」
...原八坊の一つ四王院がすでに営(えい)として装(よそお)われている...
吉川英治 「私本太平記」
...「座主」四王院の阿闍梨(あじゃり)が...
吉川英治 「親鸞」
...四王院は、うなずいて、「座主(ざす)!」と膝をすすめた...
吉川英治 「親鸞」
...四王院は、それに激励されて、「――あいや、おことばには候うが、十年二十年、この叡山(えいざん)に、苦行を積んでも、なおかつ、入壇はおろか、伝法のことすら受けぬものが、どれほどあるか」「それは、その人の天稟(てんぴん)がないか、あるいは、勉学が足らぬかの、ふたつでおざろう...
吉川英治 「親鸞」
...阿弥陀(あみだ)ヶ峰(みね)のふもと蓮華王院(れんげおういん)の辰巳(たつみ)にあたる小松谷の草庵に移した...
吉川英治 「親鸞」
...蓮華王院(れんげおういん)の近所まで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...蓮華王院で待つといってよこした当人かも知れません」「では...
吉川英治 「宮本武蔵」
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