...王孫尚温(しょうおん)がその翌年王位に即かれました(尚穆の世子尚哲は父王より六年前になくなった)...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...日本の本草学者は王孫をツクバネソウとしている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...しかしこの王孫は断じてツクバネソウそのものではない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてその根拠とする所は彼の源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』に王孫を都知波利(ツチハリ)と書いてあるによってである...
牧野富太郎 「植物記」
...これは疑もなく妄断であって王孫は決してツクバネソウその者ではなく...
牧野富太郎 「植物記」
...『倭名類聚鈔』に王孫をツチハリと書いてあっても...
牧野富太郎 「植物記」
...そしてまた我邦従来の諸学者が王孫をツクバネソウとしているにより『倭名類聚鈔』のツチハリをツクバネソウと同物だと考える事も軽率である...
牧野富太郎 「植物記」
...しかしもしも『倭名類聚鈔』の王孫が果してツクバネソウであったなら...
牧野富太郎 「植物記」
...王孫の下にツクバネソウの名は署してあれどツチハリの名は書いてない...
牧野富太郎 「植物記」
...つちばり 土針万今名 れんげさう(まめ科)其歌吾屋前(やど)に生(お)ふる土針(つちばり)心従(こころゆ)も想(おも)はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)らゆなトアルガ之ヲ倭名鈔ニハ王孫ニ宛テ沼波利久佐(ぬばりくさ)此間ニ云豆知波里(つちはり)トシテアルヲ古名録ニ益母草苗也今名めはじきのわかなへト云ツテアルガ一向其要領ガ得ラレヌ...
牧野富太郎 「植物記」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...そして呉王孫権手ずから剣を授け...
吉川英治 「三国志」
...呉王孫権へ上(のぼ)すものであった...
吉川英治 「三国志」
...何せい呉王孫権が可愛がっている甥なので...
吉川英治 「三国志」
...この時に当って、呉王孫権は、宿年(しゅくねん)の野望をついに表面にした...
吉川英治 「三国志」
...先王孫堅(そんけん)に対しては...
吉川英治 「三国志」
...呉王孫権が戯(たわむ)れに...
吉川英治 「三国志」
...前王孫権が登極(とうきょく)して...
吉川英治 「三国志」
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