...又金(きん)生は字(あざな)を王孫(おうそん)といって蘇州の生れであった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「五通」
...劉向は漢の王孫で...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...それはけっして古人が王孫(『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』には「王孫...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...日本の本草学者は王孫をツクバネソウとしている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてその根拠とする所は彼の源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』に王孫を都知波利(ツチハリ)と書いてあるによってである...
牧野富太郎 「植物記」
...これは疑もなく妄断であって王孫は決してツクバネソウその者ではなく...
牧野富太郎 「植物記」
...『倭名類聚鈔』に王孫をツチハリと書いてあっても...
牧野富太郎 「植物記」
...王孫の下にツクバネソウの名は署してあれどツチハリの名は書いてない...
牧野富太郎 「植物記」
...つちばり 土針万今名 れんげさう(まめ科)其歌吾屋前(やど)に生(お)ふる土針(つちばり)心従(こころゆ)も想(おも)はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)らゆなトアルガ之ヲ倭名鈔ニハ王孫ニ宛テ沼波利久佐(ぬばりくさ)此間ニ云豆知波里(つちはり)トシテアルヲ古名録ニ益母草苗也今名めはじきのわかなへト云ツテアルガ一向其要領ガ得ラレヌ...
牧野富太郎 「植物記」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
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三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...小覇王孫郎の名は...
吉川英治 「三国志」
...江東の小覇王孫策(そんさく)は...
吉川英治 「三国志」
...呉王孫権へ上(のぼ)すものであった...
吉川英治 「三国志」
...呉王孫権との決戦を心に期していたものと思われる...
吉川英治 「三国志」
...何せい呉王孫権が可愛がっている甥なので...
吉川英治 「三国志」
...この時に当って、呉王孫権は、宿年(しゅくねん)の野望をついに表面にした...
吉川英治 「三国志」
...呉王孫権が戯(たわむ)れに...
吉川英治 「三国志」
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