...それから又玉突き場(ば)に遊びゐたるに...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...思ふ存分玉突きでもして遊んでやれ!」渠はかう決心して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...一緒に玉突きに出かけたりして...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...田町三丁目のよく玉突きに來た赤阪亭のあたりへ來てから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ここらには花もあれば果物もあり、愉快な人たちも住んでいて、将棋、玉突き、騎馬、散歩、魚釣りなどの遊戯機関もそなわっていた...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...彼女の船にはプウル・舞踏場・玉突き室・大夜会場・テニスコウト・幾つかの自動車庫・それに農園や牧場まであるという評判だった...
谷譲次 「踊る地平線」
...「ここに玉突き場があったものだ...
徳田秋声 「仮装人物」
...小料理屋、玉突き、化粧品店、煙草(たばこ)の小売店、そんな商売の利害得失も研究してみた...
徳田秋声 「縮図」
...その辺の若い人達の夜の遊び場になつてゐる麻雀(マージャン)か玉突きへでも行くものらしく...
徳田秋声 「のらもの」
...玉突きをしたりしていた...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...玉突きに行く学生もある...
林芙美子 「新版 放浪記」
...玉突き場で顔を合わせぬ日はなかったので...
平林初之輔 「謎の女」
...ホールを横切り玉突き場へ行った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...どうやら玉突き場の男どもは喧嘩を止めたようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...玉突き場の扉もあけっ放しで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...気合の入らなかった玉突きは終って...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...彼女はゆっくり玉突き台をまわり...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...玉突きなども、少し稽古するとすぐに上手になった...
柳田国男 「故郷七十年」
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