...玉樹の風前に臨むが如し...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...風前の玉樹も若(し)かざるものあり...
芥川龍之介 「八宝飯」
...玉樹一人縁日の四辺(あたり)を払って彳(たたず)んだ...
泉鏡花 「婦系図」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...双無塩(ふたりのあくぢよ)独(ひとり)の西施(せいし)と語(かた)るは蒹葭(けんが)玉樹(ぎよくじゆ)によるが如く...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...雪霽(ゆきばれ)には青空に劃然(くっきり)と聳(そび)ゆる玉樹の高い梢に百点千点黒い鴉(からす)をとまらして見たり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...其曲則玉樹後庭花也...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...玉樹今朝又零落...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...瑤台玉樹自春烟...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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