...恐れ多くも女王の玉体を奪い奉ろうとしたのだ――そうだ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...玉体に障るようなことは...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...玉体ばかり大切する者が真の忠臣であろうか...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...もし玉体大事が第一の忠臣なら...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...玉体は勿論龍顔に少しの御動きもなく...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...第四十四章 崩御紛れもなくアストリア国王の玉体(ぎょくたい)であった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...現人神たる玉体におきゅうをすえるということは許されないという異議が出たために...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...なんでも詬(はぢ)を忍んで主君の玉体を見届けるが理(り)長(ちやう)ずるかと存じ候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わけても玉体まことに美しくいらせられた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...帝の玉体を渡せと...
吉川英治 「三国志」
...帝の玉体を奪い取れとはいいつかりませんでした」「ばかっ...
吉川英治 「三国志」
...玉体を保たせられては如何ですか」と...
吉川英治 「三国志」
...帝は玉体につつがもなく...
吉川英治 「三国志」
...玉体を震わせ給うて...
吉川英治 「三国志」
...玉体をお損(そこ)ね遊ばさぬように」意味ありげにそう云いのこして...
吉川英治 「三国志」
...何とぞ玉体をお損(そこ)ね遊ばさぬように...
吉川英治 「三国志」
...かけがえのない玉体ですから...
吉川英治 「私本太平記」
...賢所(かしこどころ)の神器を、玉体にお添えし、鳳輦(みこし)へと、お急(せ)き立てはしたものの、それをかつぐ駕輿丁(かよちょう)の者はいず、ぜひなく、衛府の士が前後を担(にな)いまいらせる...
吉川英治 「私本太平記」
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