...銀玉を見ることを停(や)めてしまった...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...たんざく玉はれといふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...北方の孤島で玉砕した...
太宰治 「散華」
...焔のない火玉は鬼火(ひとだま)だと云う事を聞いていた武士は...
田中貢太郎 「鬼火を追う武士」
...基督の寡婦の子を蘇らし玉ひしと云ふナインの村なり...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...ありゃしねえ)南玉は...
直木三十五 「南国太平記」
...まず南京玉くらいの煙の輪が盛んに火球の表面から放出されているのが見えた...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...髪は玉蜀黍(とうもろこし)の毛のような女――...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血の少なかつたのもその爲だ」「――」「お玉が裏梯子から二階へ來て父親の死んで居るのを見たとき...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉菜汁(シチイ)には附きものの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...いわく、貧士あり路上で二人が羊眼大の玉を争うを見、その玉を渡せ、われそれを持ちて走るに、まず追い著いた者玉の持ち主たるべしといい、玉を受け取りて直ちに嚥(の)み下し隠れ去った...
南方熊楠 「十二支考」
...ファルツの帝都玉座の間(ま)...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...先(ま)づ心を鎮(しづ)め玉へ...
森鴎外 「舞姫」
...玉代を払っても早く逢いたいほど深い仲だ...
山本周五郎 「青べか物語」
...けどもカント・デックに首ッ玉を押えられてその臼の中を覗かせられた時には...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...善信は、あらためて、「なんのご孝養もせず、今日まで、お舅君(しゅうとぎみ)には、わずらいのみおかけ申し、その儀ばかりは、玉日とも、申し暮しておりました...
吉川英治 「親鸞」
...姉か妹かは不明だがとにかく――河内国玉櫛(たまくし)ノ庄橘(たちばなの)入道正遠ノ女(じょ)――と明記があり...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...眼は虚無の玉みたいに何の意力も希望もたたえていない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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