...「玉ちゃん、聞えないかい」「なんです」「ほらあの音」玉太郎も耳をすませた...
海野十三 「恐竜島」
...春木少年は胆(きも)っ玉(たま)がでんぐりかえるほど驚いたのである...
海野十三 「少年探偵長」
...折角(せっかく)保護している玉屋総一郎氏が蠅男の餌食になってしまうよ...
海野十三 「蠅男」
...またそれは敷地にいるロマのことではないかとも思い……多くの者が頭に水玉の模様があるハンカチーフを巻いておりますが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...『玉だと思う』と彼は言った『何か欲しいものがあるのだ...
小泉八雲 大谷正信訳 「蠅のはなし」
...ま玉なす吾(あ)が思(も)ふ妹...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...哥(うた)一首(いつしゆ)よみ候かきて玉はれといふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...玉皇前立七人、北斗七星也、二十七仙云我等二十八宿也、印度日耳曼仙郷淹留説話、同時に神人配遇説話、即ちタンホイゼル説話と、支那国民の自然純朴なる、神仙譚の仙郷淹留説話とは、その一点に於ては、互に一致するも、他の一点に於て相異れり...
高木敏雄 「比較神話学」
...玉はじっとこうべをたれて老母の膝の上で...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...疳癪玉が破裂しさうで...
種田山頭火 「松山日記」
...』*(しか宣んすれば玉腕のヘーレー聞きてほほゑめり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...千仭暗しわだつみの底の白玉誰か得む幽渺境(さかひ)窮みなし鬼神のあとを誰か見む...
土井晩翠 「天地有情」
...明治維新以来東西両文明の接触は彼にのみ利多くして我に益なき事宛(さながら)硝子玉(がらすだま)を以て砂金に換へたる野蛮島の交易を見るに異ならず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...玉蕉女史は心得たりとあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...玉山まさに崩(くづ)れ了んぬ狂態...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...極楽鳥のめでたきとは うたたねの夢路に人の逢ひにこし蓮歩のあとを思ふ雨かな であり 春の磯恋しき人の網もれし小鯛かくれて潮けぶりしぬ であり 来鳴かぬを小雨降る日は鶯も玉手さしかへ寝るやと思ふ であり 恋人の逢ふが短き夜となりぬ茴香の花橘の花 である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...玉はお日さまの光を受(う)けて...
宮沢賢治 「貝の火」
...メリケン粉もない焼粉(やきこ)もない玉子廻しもないという処でも出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
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