...眞率な態度と敬重すべき人格とを思つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...ここでも子音数をQとする偶然の確率は 1÷Q(Q-1)(ただし子音二つが異なるとして)であるからR = mQ(Q-1)/N(CC)Q = 9, m = 7, N = 48 であれば R = 10.5 となる...
寺田寅彦 「火山の名について」
...率ゐて之に將たるは鎗の名將イドメネー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...マヂニー率先してこれに投ぜんとす...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...之は救済手続きとしては何よりも率直で実際的だ...
戸坂潤 「社会時評」
...大隈伯を外にして復た適当なる統率者を発見する能はざるなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...四対三の比率で現知事を相手の戦いをたたかったのであった...
中井正一 「実践について」
...全体としての会員意識の薄弱――著しく活動的なる少数と非活動的なる大多数との分立――を来したことを率直に認めなければならない...
野呂栄太郎 「三田社会科学研究会」
...一流の率直さで見ぬいてしまったので...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...軽率にし過ぎた結論なのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...いかなる一つまたは多くの理由によるものであろうととにかく死亡率が減少した場合に起る可能性の多いものであることを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...増加率すなわち倍加期間を知ることの出来るものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...目に見えて能率が低下するものだが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...この人力の結集から最高度な能率をあげさせることにある...
吉川英治 「新書太閤記」
...こんどは名うてな朱同(しゅどう)と雷横(らいおう)が立ってそれを引率して行った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それにしても『円周率』とは...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
...もう一つはゴンサロ・デ・セケイラの率いる七隻の商船隊であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...インカの行列が軍隊を率いて動き出したのはやっと午頃であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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