...志賀玄蕃(しがげんば)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...井上玄蕃は錢形の親分の留守中も構(かま)はず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...切米(きりまい)二十両十人扶持を付けて大条玄蕃へ預け...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...実は出石(いずし)藩の仙石殿より余に密使が参っているのじゃ――玄蕃...
吉川英治 「剣難女難」
...大月玄蕃が現われて一気に左次兵衛を撃ち込んでしまった...
吉川英治 「剣難女難」
...礼譲(れいじょう)玄蕃の如き者の比でなかった...
吉川英治 「剣難女難」
...「騒ぐな!」――玄蕃の目からは嬰児(あかご)にひとしい新九郎が...
吉川英治 「剣難女難」
...「天誅(てんちゅう)覚えおったか!」と戸川志摩が二の太刀振りかぶって、真ッ二つと目がけた刹那、右から大月玄蕃、左から洞門の権右衛門、同時に二人の太刀が志摩の肩先と左腕へズズーンと斬って下げられた...
吉川英治 「剣難女難」
...玄蕃は脱兎の如く蓆を衝き抜いて裏口へ逃げ出し...
吉川英治 「剣難女難」
...では遂に仇の玄蕃は影も見せず...
吉川英治 「剣難女難」
...そのほそ首をぶッ飛ばしてくれよう」「うごくなッ」鬼玄蕃(おにげんば)をはじめ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...玄蕃允の前へ廻ってこうたしなめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃允が山路将監を伴うて来るとのことに...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃允の唇は常になく紅い...
吉川英治 「新書太閤記」
...また、玄蕃ならでは、そのような果敢迅速(かかんじんそく)を要する奇襲は、果し得ぬものと、自負(じふ)いたしまする」「まア待て...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃允は、敗戦の咎(とが)を、ただ一身に責めているらしく、利家が動かぬことには、一言もふれず、ただ、次の希望を告げた...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして玄蕃允の目前で...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃允は、負傷していた...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??