...支那、日本の玄猪神、稲荷(いなり)神いずれも穀精にほかならぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦の玄猪神に髣髴(ほうふつ)たる穀精の信念が今も欧州に存しいるので...
南方熊楠 「十二支考」
...讃岐国高松で玄猪(げんちょ)の夜藁で円い二重の輪を作り...
南方熊楠 「十二支考」
...玄猪(げんちょ)などともいうが...
柳田国男 「故郷七十年」
...この玄猪という能勢の行事とは結びつかないのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...摂津の能勢(のせ)はいわゆる厳重(げんちょう)(玄猪(げんちょ))の本場であったから...
柳田国男 「年中行事覚書」
...爾(なんじ)の勾玉は玄猪(いのこ)の爪(つめ)のように穢(けが)れている...
横光利一 「日輪」
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