...彼は卒直な性格で、常に正しいことを言います...
...彼女の卒直な態度に感動しました...
...彼は上司からの圧力にも屈せず、卒直に仕事をこなしていた...
...卒直な人間は、周りから信頼されやすいです...
...卒直さが評価され、昇進することになった...
...彼女は独逸流の卒直を以て...
阿部次郎 「帰来」
...まったく彼は卒直に吃驚して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...いくらかでもこれを緩和しようとする我々の切実な願望をそれによって卒直に表現することができた点にあるのであった...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...私は自分の感じたことを卒直に書きました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一月号)」
...いろいろ卒直な面白い話を聞かせてくれた...
太宰治 「大恩は語らず」
...卒直に述べようと思っています...
太宰治 「もの思う葦」
...卒直なんてのは、これは、暴力ですよ...
太宰治 「渡り鳥」
...ぼくは単純卒直な惜別の哀愁を感ずる...
田中英光 「さようなら」
...彼の女は私に、寝室に帰るようにと云いましたが、私は卒直に、私たちに馬鹿気たいたずらをする者を突き止めようと思うのだと告げました...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...弟子は卒直に過ぎるほど卒直なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...つまり変に尤もらしい口吻をかりずに卒直に云えば...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...内務省はなぜ卒直に告白出来ないのだろうか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...卒直に認めざるを得ない...
戸坂潤 「読書法」
...論文は出来るだけ簡潔に卒直に書かねばならぬ...
戸坂潤 「読書法」
...卒直簡潔が本当の水際立った論文なのである...
戸坂潤 「読書法」
...私は彼女の問に卒直な答をすることが出来なかった...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...卒直に自ら全面的に軍備の撤廢を宣言し...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...繩屋一家に就いてはおわきは卒直に云えば六人めの婿に逃げられたし...
山本周五郎 「長屋天一坊」
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