...彼は卒直な性格で、常に正しいことを言います...
...彼女の卒直な態度に感動しました...
...彼は上司からの圧力にも屈せず、卒直に仕事をこなしていた...
...卒直な人間は、周りから信頼されやすいです...
...卒直さが評価され、昇進することになった...
...もっと卒直にいえば...
石川啄木 「弓町より」
...そんな状態ですから何卒直接購読者の方で前金切れの方はお払い込み下さいますやうにお願ひいたします...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年二月号)」
...自分の信ずるところを卒直に云いあらわしては駄目なのだということに早く気がつかなかったのは...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...彼の卒直な我儘は自分の餘裕のある慈善心より本當だと思つた...
千家元麿 「自分は見た」
...卒直なんてものはね...
太宰治 「渡り鳥」
...卒直な民衆的用語を用いずに...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...卒直に其後の顛末を述べて...
豊島与志雄 「好意」
...卒直な一徹過激な青年クリストフの騎馬行を――騾馬(らば)屋や役人や風車にたいして...
豊島与志雄 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もっと卒直にあの晩を過せなかったのかね……...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...いずれも卒直な素朴な言葉で...
豊島与志雄 「水甕」
...兩手を合せながらする、眞劒な、卒直な祈祷...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...卒直に私の心持をいえばこの男こそ最も有力な嫌疑者であらねばならぬ...
松本泰 「日蔭の街」
...卒直な心で読み味つてもらへれば...
室生犀星 「抒情小曲集」
...大膽卒直に表明した理想主義の旗ともいふべきものである...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...卒直に自ら全面的に軍備の撤廢を宣言し...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...繩屋一家に就いてはおわきは卒直に云えば六人めの婿に逃げられたし...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...卒直に論証してあります...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...卒直な感情の表出を統制するように訓練されて来たとなると...
和辻哲郎 「藤村の個性」
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