...猛虎鮮血のシーンを見て、彼は感動した...
...私たちは猛虎のような力強さで戦います!...
...その選手は猛虎のようにプレイした...
...あのチームは猛虎の如く戦う...
...猛虎はジャングルの王様と呼ばれる...
...猶(なほ)猛虎の野に嘯(うそぶ)くが如くなりき...
石川啄木 「閑天地」
...――動坂氏は満面を朱にして猛虎の如く吠える...
海野十三 「深夜の市長」
...――さながらに猛虎の風貌をも思わしめるものであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...あたかも猛虎の嵎(ぐう)を負うがごときの形勢なるがゆえに...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...そして猛虎(もうこ)が代言人と早変わりしたのを見るような驚きを感じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...猛虎の口から尻まで突き通して仕留めましたその働きが...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛虎の群羊を駆(か)るが如き勢い...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛虎のようにつめよった彼はこの時...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...寝台の傍の猛虎が...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...猛虎は怒って、跳びかかりそうな敵意を示す)成吉思汗(ジンギスカン)(静かに起って行って)太陽汗(タヤンカン)! (一白睨(ひとにら)みで、虎は穏和しく立ち上り、木華里(ムカリ)に続いて天幕の外に去る...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...かかる猛虎を殺した報酬に石を刻んで盟を成したばかりでは一向詰まらぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...インドの野猪は日本や欧州のと別種だが、やはり共同して勇戦すると見え、カウル英訳『仏本生譚(ジャータカ)』巻二と四に、大工が拾い育てた野猪の子が成長して野に還り、野猪どもに共同勇戦の強力なるを説いて教練し、猛虎を殺し、またその虎をして毎(つね)に野猪を取り来らしめて、分ち食うた仙人をも害した物語を出して居る...
南方熊楠 「十二支考」
...今度は猛虎のように決然として立ち上って...
夢野久作 「鉄鎚」
...それともなお、この雲長を怪しみ、それがしの言葉を疑うならば、ぜひもない、縄を解いて、この猛虎を、諸公の中へ放つが、どうだ」いうと、捕吏も兵も、逃げ足早く、物もいわず皆、退却してしまった...
吉川英治 「三国志」
...罠(わな)を脱した猛虎が洞へ急ぐように...
吉川英治 「三国志」
...鵜沼の猛虎――といわれる豪勇な彼も...
吉川英治 「新書太閤記」
...猛虎のように師のからだを警戒していた覚明は...
吉川英治 「親鸞」
...「ウウーム」爪を怒らせて迫った猛虎が...
吉川英治 「親鸞」
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