...放し飼いの猛犬に襲われかけた...
...猛犬に噛まれたら狂犬病にかかる可能性がある...
...近所の人たちは彼の家に猛犬がいることを恐れている...
...公園で猛犬に出くわしたときは、落ち着いて避ける方法を知っておこう...
...犬を飼うならしっかりと訓練して、猛犬にならないように気をつけよう...
...イタリヤらしい市街をしきりに猛犬が暴れまわり...
海野十三 「蠅男」
...せっかく買いいれた猛犬のジョンが...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...猛犬は、そのまま、くいさがって、てこでもはなれないのです...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...586 『猛犬々‥』(宋玉九辨)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...三四疋位の聯合軍(れんごうぐん)は造作もなく噛(か)み伏せる猛犬(もうけん)だったので...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...猛犬はやはり猛犬でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...痩せて弱っていた猛犬は七兵衛に後ろへ取って捨てられて(どう)と倒れたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛犬ムクは、第一にお君にとって忠実な家来であると共に、この一行にとっては、二つとなき勇敢なる護衛者であったことを、お角は今この場合において思い出さないわけにはゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...鉄の鎖で二重にも三重にも結びつけられている一頭の猛犬がありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...時によっては十日や二十日食わずとも意気の衰えぬ猛犬である...
中里介山 「大菩薩峠」
...それよりもこの死物狂いの猛犬が...
中里介山 「大菩薩峠」
...淡路国(あわじのくに)岩屋の浦の八幡宮の別当(べっとう)に一匹の猛犬があった...
中里介山 「大菩薩峠」
...さてその猛犬は、単独(ひとり)で海を渡って堺へ行くことがある、犬の身でどうして単独で海を渡るかというに、まず海岸へ出て木を流してみるのじゃ、その木が堺の方へ流れて行くのを見て、犬はよい潮時じゃと心得て、己(おの)れが乗れるほどな板を引き出して来てそれに乗る、そうすると潮の勢いがグングンと淡路の瀬戸を越えて、泉州の堺まで犬を載せて一息に板を持って行ってしまう、そこで板から下りて身ぶるいをして、泉州の堺へ上陸するという段取りじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛犬の唸(うな)るような...
山本周五郎 「山彦乙女」
...権門の猛犬は、常に人間を猫、鼠以下に見馴れているせいか、この人間の無礼にたいし、土佐犬特有の牙(きば)をいからして、猛然と、その若衆の出した足くびへ食いついた...
吉川英治 「大岡越前」
...わんッ猛犬のほえる谺(こだま)は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...猛犬の吠えている方角をさがすと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...猛犬はその縄を切って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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