...放し飼いの猛犬に襲われかけた...
...猛犬に噛まれたら狂犬病にかかる可能性がある...
...近所の人たちは彼の家に猛犬がいることを恐れている...
...公園で猛犬に出くわしたときは、落ち着いて避ける方法を知っておこう...
...犬を飼うならしっかりと訓練して、猛犬にならないように気をつけよう...
...直ぐ窓外の小舎に猛犬のシェパードが飼はれてをり...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...小牛大の猛犬忽(たちま)ち縮み上がりて熊笹の間へ逃げ込んでしまった...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...間もなく猛犬のように立ちあがる...
海野十三 「火星兵団」
...それは一頭の小牛ほどもあろうという猛犬だった...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...別段猛犬の餌食(えじき)らしいものは見当らなかった...
江戸川乱歩 「鬼」
...おまわりさんと、秘書と、猛犬と、このげんじゅうな防備の中へ、いくら「二十面相」の怪賊にもせよ、しのびこむなんて、思いもよらぬことでしょう...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...せっかく買いいれた猛犬のジョンが...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...すると……待ちかまえていた猛犬(もうけん)は...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...猛犬は、そのまま、くいさがって、てこでもはなれないのです...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...近所の質屋の猛犬を蹴殺したとかの噂も仄聞(そくぶん)致し居り...
太宰治 「花吹雪」
...これは小馬ほどもある土佐産の猛犬なのでしたが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...わけなくかみふせてしまうほどの猛犬なのです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...三四疋位の聯合軍(れんごうぐん)は造作もなく噛(か)み伏せる猛犬(もうけん)だったので...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...痩せて弱っていた猛犬は七兵衛に後ろへ取って捨てられて(どう)と倒れたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...淡路国(あわじのくに)岩屋の浦の八幡宮の別当(べっとう)に一匹の猛犬があった...
中里介山 「大菩薩峠」
...こつうんッ――と、木剣が一つ、犬のかたい頭に石を打ったような音をさせると、猛犬は、城太郎の背へかぶりつき帯を咥(くわ)えて、彼の体を振り飛ばした...
吉川英治 「宮本武蔵」
...猛犬はその縄を切って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...先刻(さっき)見た猛犬の黒犬(くろ)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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